世界遺産・富士山の雄大な景色を背景に、四季折々の美しい花々と様々な種類のハーブを楽しめる観光名所です。
入園無料で年中無休のため、ドライブや観光の途中に気軽に立ち寄れる絶景のオアシスとして知られています。
庭園内は、季節によって様々な表情を見せます。春にはチューリップやポピー、初夏には香り豊かなバラ、そして四季を通じて温室では珍しい花々が咲き誇り、訪れるたびに異なる景色が楽しめます。
特にハーブの種類が豊富で、ローズマリーやエキナセア、珍しいコーラガムの匂いがするハーブやカレーの匂いがするハーブなど、五感を使って植物の魅力を感じることができます。
園内には、ハーブの効能や育て方に詳しいスタッフが常駐しており、丁寧に説明をしてくれるため、ハーブ初心者でも知識を深めることができるのも大きな魅力です。

2025年4月に誕生した、かつて「小江戸」と呼ばれ栄えた甲府城下の賑わいを現代に再現した観光スポットです。
その名が示す通り、江戸時代に甲府城下で花開いた「遊」の文化と賑わいを、令和の感性で再構築した複合施設です。
甲府は江戸時代、要衝の地として栄え、情緒ある町並みが形成されていました。
明治や大正期には、日本のワイン醸造発祥の地として、また宝飾加工や和紙づくりといった産業も盛んになり、太宰治や井伏鱒二ら多くの文豪に愛された歴史があります。
花小路は、まさにその歴史が息づく甲府城跡を中心としたエリアに、「活気にあふれた『遊』の城下町」をテーマとして誕生しました。
通りには歴史を感じさせる石畳みの路地が敷かれ、両脇には木造の町家が軒を連ね、情緒たっぷりの空間を演出しています。建物には格子戸が配され、店先には暖簾が揺れる風景は、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚を覚えます。