「どんどん高くなる選手権」極上“栗スイーツ”
伝統的な栗きんとんの濃厚な風味と、洋菓子の要素であるモンブラン、そして和菓子の代表格である大福が、三位一体となった新感覚のスイーツとして、全国の栗好きや和菓子ファンを魅了しています。
最大の特徴は、「純栗きんとん」を主役に据えている点にあります。くり屋南陽軒の栗きんとんは、地元中津川産の良質な栗を使用し、創業以来の製法で、栗と砂糖のみで炊き上げるというシンプルなこだわりを貫いています。この純度の高い栗きんとんが、洋菓子でいうモンブランペーストの土台となっているため、一口食べれば、栗本来の豊かな風味と、雑味のない上品な甘さが口いっぱいに広がります。一般的なモンブランでは味わえない、「栗そのもの」の深いコクと香りを堪能できるのが、この大福の唯一無二の魅力です。

この純栗きんとんを贅沢に使用し、繊細に絞り出したモンブランの下には、ふんわりとやわらかい大福生地、そして濃厚ながらもあっさりとした生クリーム（無糖クリーム）が隠されています。大福生地は、冷凍状態で販売される特性を考慮し、解凍後ももちもちとした食感を保てるよう工夫されており、まるで雪平（せっぺい）のようななめらかさを持っています。生クリームには、栗きんとんの味を邪魔しないよう、無糖のクリームが採用されており、栗の甘さを引き立てる役割を果たしています。この「モンブラン＋大福＋クリーム」という三層構造が、和菓子の「栗きんとん」の素朴さと、洋菓子の「モンモンブラン」の華やかさ、さらに「大福」のもっちり感を同時に提供する、革新的なハイブリッドスイーツを生み出しているのです。