【東野・岡村の旅猿】千葉県でグランピングの旅 スポットリスト

千葉県千葉市にあるPIST6 PUMPTRACK CHIBAは、自転車やスケートボードなどのアクションスポーツを楽しめる国際規格の常設パンプトラック施設です。この施設は、千葉市が運営する自転車競技「PIST6（ピストシックス）」の普及啓発活動の一環として、隣接するTIPSTAR DOME CHIBA（ティップスタードームチバ）がある千葉公園内にオープンしました。2024年4月26日にグランドオープンしたばかりの新しいスポットで、都心近くの立地ながら、本格的なスポーツ体験ができるのが魅力です。幅広い層に自転車の楽しさを知ってほしいという思いが込められた、地域と一体となった活動拠点でもあります。

施設の中核であるパンプトラックとは、起伏のあるコブとカーブが連続した波状の専用コースのことを指します。最大の特徴は、「PUMP（押す）」の名の通り、ペダルを漕がずに加速できる走行技術を要する点です。連続するコブの下り斜面でブランコを漕ぐような要領で体重をかけたり抜いたり（加重・抜重）することで推進力を得て、永遠に走り続けることができます。遊び感覚で夢中になっているうちに、自転車の操作技術はもちろん、日常生活にも大切なバランス感覚や体幹が自然と鍛えられるというメリットがあります。PIST6 PUMPTRACK CHIBAのコースは、国際規格を満たしたアスファルト舗装の本格仕様で、初めて体験する方はもちろん、プロ選手まで楽しむことができる設計になっています。

ここでは、自転車（マウンテンバイクやBMXなど）のほか、スケートボードやインラインスケートなど、車輪がついたさまざまな乗り物での走行が認められており、利用者のスタイルに合わせて楽しめます。このパンプトラックは、UCI（国際自転車競技連盟）の公式ワールドカップも行われるほど世界的に注目されている競技であり、BMXとMTBが同じフィールドで競い合える数少ない競技の舞台でもあります。国際的なスポーツの興奮を身近に感じられる本格的な設備が、多くのファンを引きつけています。

誰もが気軽に挑戦できるように、レンタルサービスが充実しているのも嬉しいポイントです。マウンテンバイク（MTB）やBMXの自転車本体に加え、安全に楽しむためのプロテクターやヘルメットも借りることができますので、手ぶらで訪れてもすぐに体験を始めることができます。また、経験豊富なスタッフによる初心者講習や、レベルアップを目指す方に向けた大人・中級者向けスクール、そして補助輪なしで乗れるお子様を対象にした子ども向けイベントも不定期で開催されています。

施設を利用する際には、事前に会員登録と予約が必要なシステムになっていますので、あらかじめ確認してから訪れるようにしてください。安全面への配慮から、走行時はヘルメットの着用が必須となっており、プロテクターの装着も強く推奨されていますので、ルールを守って安全に楽しむことが大切です。屋外施設のため、天候によっては営業が中断・中止になることがあります。特に雨予報が出た場合の営業判断は、前日の夕方頃に公式情報で案内されることが多いので、お出かけ前には最新の情報をチェックしておくことをおすすめいたします。施設のある千葉公園周辺は、駐車場や芝生広場、カフェなども整備されており、スポーツ以外の楽しみも見つけられるエリアとなっています。PIST6 PUMPTRACK CHIBAで、自転車が生み出す爽快なスピードと新しいスポーツの楽しさを体験してみてください。

千葉県木更津市にある農業公園ぽんぽこ村は、都心から一時間ほどの場所にありながら、本格的な有機農業体験ができる自然いっぱいの観光農園です。土づくりからとことんこだわり、除草剤なども使わずに愛情と情熱を込めて育てられたお野菜や果物が、訪れる人たちを温かく迎えてくれます。東京湾アクアラインの「海ほたる」から車で約15分、圏央道の袖ケ浦インターチェンジからも近い便利な立地で、日帰りでも気軽に訪れることができます。

このぽんぽこ村の一番の特徴は、年間を通じて約70種類もの多岐にわたる旬の野菜、果物、ハーブを栽培していることです。畑は緑に満ちていて、まるで本物の里山のような雰囲気があり、訪れるだけで心が癒されます。安心・安全な食育の場としても大切にされており、特に収穫体験は小学生以下のお子さんは原則無料で参加できるのが嬉しいポイントです。ぜひご家族で土に触れ、作物が育つ様子を間近で観察していただきたいという、村の温かい思いが伝わってきます。収穫体験は完全予約制で、旬の味覚を確実に楽しむことができますが、天候や獣害によって予定の野菜が採れないこともあるため、事前の確認が大切です。農園へは長靴や手袋の貸し出しがないため、土で汚れても大丈夫な服装でお出かけください。

収穫したばかりの新鮮な野菜をその場で味わえる施設も整っています。園内には庭園と室内を利用できるバーベキュー施設があり、収穫体験に参加された方限定で利用が可能です。ここでは、獲れたての新鮮野菜をすぐに調理して楽しめるほか、予約すれば地元の平野養豚場で育ったSPF豚や海鮮焼きも堪能できます。食材やアルコールを含む飲料の持ち込みができるため、ご家族や仲間と自由に楽しめるのが魅力的です。また、園内で採れた有機野菜をたっぷり使ったサラダや、季節の果物や野菜で作るスムージーも人気を集めています。

農業公園ぽんぽこ村で出会える旬の味覚には、その時期ならではの名物がたくさんあります。秋には甘くてしっとりとした紅はるかという品種のサツマイモや、粒が大きく甘みが強いオオマサリという品種の落花生の収穫体験が、季節限定で楽しめると評判です。特に生の落花生は、この時期にしか味わえない貴重な味覚です。夏には黒い皮が特徴的な黒玉スイカや、とうもろこしの生かじりなど、鮮度抜群だからこそできる食味体験も魅力いっぱいです。そして、お米づくりにもこだわりがあり、減農薬で大切に育てられた新米のコシヒカリも販売されています。こちらは精米したてを送ってもらえたり、直接受け取って送料がかからないようにできたりと、細やかなサービスもされています。食の楽しみと、土に触れる喜びを両方感じられる農業公園ぽんぽこ村で、素敵な休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

千葉県の房総半島、富津市と鋸南町の境にそびえる鋸山は、その名の通り、まるで巨大なノコギリの歯のようにギザギザとした山容が印象的な山です。標高は329.5メートルで、都心からも日帰りしやすい立地にありながら、歴史と自然が織りなすダイナミックな景観を楽しめるところとして、多くの人々に親しまれています。山全体が、かつて良質な石材房州石の産地として栄えた歴史を持っており、江戸時代から盛んに行われた採石によって削り出された岩肌こそが、現在の鋸山のユニークな景観を作り出しました。この石切り産業の歴史を辿る「車力道コース」といったハイキングコースも整備されており、登山を楽しみながら歴史的な遺産を見学することができます。

山の南側斜面一帯は、奈良時代に聖武天皇の勅詔を受けて行基菩薩が開いたと伝わる、関東最古の勅願所日本寺の境内となっています。約10万坪にもおよぶ広大な敷地は千葉県の名勝にも指定されており、その境内には、鋸山の観光スポットの代名詞とも言える地獄のぞきがあります。断崖絶壁の岩が空中に突き出すような形をしており、その先端に立てば、眼下に広がる景色はもちろん、スリル満点の体験に背筋が伸びるような感覚を味わえます。ここからは東京湾や三浦半島、条件が良ければ富士山まで見渡すことができ、その眺望はまさに一大パノラマです。

また、日本寺には日本の石仏としては最大級の薬師瑠璃光如来像が安置されています。通称「大仏」として親しまれているこの像は、高さ31.05メートルを誇り、岩壁に直接彫られた磨崖仏としては日本一の大きさです。人々を病から救う仏様として深く信仰されています。さらに、巨大な岩壁をくり抜いて造られた百尺観音像も必見です。交通安全や世界平和を願って建立された観音像の穏やかなお顔を仰ぎ見ると、心が洗われるようです。

そのほかにも、日本寺の境内には、1500体以上の石仏が並ぶ千五百羅漢道があり、長い参道を歩きながら一体一体異なる表情のお羅漢様を拝観することができます。全ての見どころをじっくりと巡るには、一日がかりとなるほど広大で起伏に富んでいます。山頂へのアクセスは、鋸山ロープウェーを利用すれば約4分で到着でき、体力に不安がある方でも手軽に絶景を楽しめますが、境内や登山道は階段が多く、未舗装の箇所もあるため、散策の際は歩きやすい靴（運動靴や登山靴）と動きやすい服装で出かけるようにご注意ください。特に夏場は、こまめな水分補給ができるよう飲み物を多めに準備することをおすすめします。鋸山は、歴史の重みを感じさせる石切り場跡と、海と空が広がる雄大な景色を同時に堪能できる、魅力あふれるスポットです。

【沸騰ワード10　千葉　富津/安房　鋸山】立ち食いに取り憑かれた佐藤栞里　人気の山の頂上にある名物グルメ　2019/4/26放送
【あさこ・梨乃・茜3人で5万円の旅 鋸山】東京湾が一望できる山は？2020/4/11放送
【ヒルナンデス 鋸山／山頂展望食堂】あさこ大久保 房総の旅 東京湾が一望できるナイスビューな山は？2020/8/25放送でも紹介

のどかな里山の風景が広がる千葉県安房郡鋸南町にある日帰り温泉施設です。この地域は桜や竹林に囲まれ、訪れる人に豊かな自然の癒しを与えてくれる場所として親しまれています。元は地元の福祉増進を目的とした上佐久間老人福祉センターに併設された温浴施設であり、現在も地域住民の交流拠点としての役割を担っていることが大きな特徴です。2003年2月に「笑楽の湯」として営業を開始し、その後、2016年3月には本館がリニューアルオープンしたことで、より快適に里山の湯浴みを満喫できる空間へと進化を遂げました。

一番の特徴は、四季折々の里山の自然を心ゆくまで感じられることです。開放感のあるガラス張りの浴室からは、春には桜、その他の季節には竹林や雑木林といった、美しい佐久間の風景を眺めながら湯浴みを堪能できます。浴槽の素材にもこだわりがあり、青く鮮やかな模様の伊豆石と、あたたかみのある色合いの赤御影石が使用されています。天然の造形美に囲まれた浴室で、木の葉のゆらめきや小鳥のさえずりを聞きながらお湯につかれば、大自然のアロマ効果で心と体がリフレッシュされることでしょう。

また、ご家族やご友人と水入らずで静かなひとときを過ごしたい方には、事前予約制の貸切風呂の利用がおすすめです。地元に伝わる源頼朝公にまつわる歴史から名付けられた**頼朝公の湯**と、静かに景色を眺める**見返り美人の湯**の2種類が用意されており、プライベートな空間で温泉を楽しめると人気です。

館内にお食事処はありませんが、当館の自慢は、地下深くから湧き出る天然温泉「**佐久間の里温泉**」の泉質の良さです。泉質は含よう素－ナトリウム－塩化物冷鉱泉で、高張性かつ弱アルカリ性のお湯です。ヨウ素や硫化水素を含んでいるため、無色透明ながらわずかに黄色味を帯びており、微かに硫黄の香りが漂うのが特徴です。特に、この温泉に含まれる成分は、**美肌効果**や高い**保湿効果**に優れていると言われています。他にも、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、慢性皮膚病など、幅広い効能があるとされていますので、日頃の疲れを癒したい方や健康を気づかう方にもぴったりです。

ご入浴のあとは、持ち込み可能な休憩スペースや座敷タイプの休憩処でゆったりとくつろぐことができます。さらに、追加で本館の**大広間**も利用できるため、グループでの利用や長時間滞在したい方にも便利です。ただし、バスタオルの販売やレンタルは用意されていませんので、お越しの際は忘れずにご持参ください。温浴施設は毎週月曜日と祝日の翌日が休館日で、平日は午後4時、土日祝日は午後7時と営業時間が異なりますので、訪れる際には鋸南町の公式ウェブサイトなどで最新情報をご確認いただくことをお勧めします。