【東京】四谷「スパゲッティながい」

パスタ イタリアン

四ツ谷駅「スパゲティながい」

四ツ谷駅のすぐそば、しんみち通りで長年にわたり地元の方々に愛されてきたスパゲティの専門店です。店主の永井浩一氏は、かつて東京のスパゲティ専門店の名店として知られた「ハシヤ」で修業を重ねた実力派で、1993年に独立してこのお店を開きました。その確かな腕で、修業先から受け継いだメニューと製法を守り続けています。オフィス街にあるためか、特に近隣の会社員の常連さんが多く、中には週に何度も足を運ぶ方もいるほど、深く信頼を寄せられています。お客様の約7割が男性客というのも特徴で、大盛りのスパゲティを注文される方も少なくありません。

このお店のスパゲティには、独自のこだわりがあります。麺を茹でる際、一般的な寸胴鍋ではなく、うどんやそばに使うような大きな「麺釜」を使います。大量のお湯で麺を勢いよく躍らせながら茹で上げることで、麺がふやけることなく、アルデンテとは一味違う、しっかりとした歯ごたえと喉越しが生まれるのです。また、大きな釜では茹でる湯に塩を入れても効果が薄くなってしまうため、味付けの塩はソースに加えるという工夫がされています。お客様の目の前にある厨房では、永井シェフが一人で手際よく調理をこなす姿を見ることができます。そのプロフェッショナルな手捌きも、訪れる人の楽しみの一つになっています。長年の経験から培われた、シンプルな中に奥深さがある独自のスパゲティのスタイルは、開業以来、変わることのない美味しさを提供し続けています。

お店の看板メニューとして知られているのが、和風の風味をまとったタラコとウニのスパゲティです。北海道産のタラコと練りウニを生のまま使い、常温のバターと混ぜ合わせ、昆布茶の粉末とだし醤油、塩で味を調えたソースを使います。このソースは火を通さず、熱々の麺と絡めることで、麺の熱だけで調理を完成させるという点がポイントです。これにより、タラコとウニの持つフレッシュな風味が生かされ、溶け出したバターのコクと昆布茶のうま味が、全体の味わいをまろやかにまとめ上げています。少し塩味が強めのソースは、外回りの仕事などで体力を使う会社員の方に特に好まれています。

魚介系だけでなく、醤油ベースのパスタも高い人気を集めています。特に卵とベーコンは、シンプルながらも多くのファンを持つ一皿です。使用する2個の卵が、絶妙な火加減でフワッと麺に絡みつき、ベーコンの塩味、ガーリックオイル、だし醤油と黒胡椒が合わさって、食欲をそそる豊かな味わいです。また、野菜もたっぷり楽しめるナス、ベーコン、アスパラ、シメジも、醤油とバターの相性の良さが際立つ人気メニューです。店主自ら築地まで足を運び仕入れている新鮮な魚介を贅沢に使った海の幸のスパゲッティも充実しています。時代が変わっても変わらないこの味は、日々の生活の活力になると評判です。

  • 卵とベーコンのスパゲティ
住所 東京都新宿区四谷1-8 中川ビル 2F
電話 03-3350-0806

行く前に!見どころ&口コミをチェック

スパゲッティながい – Retty(レッティ)

[パスタ好き人気店☆] こちらは『スパゲッティながい(四ツ谷/パスタ)』のお店ページです。実名でのオススメが93件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!…

カテゴリー: 新宿区
モバイルバージョンを終了