【東京】戸越銀座「喫茶 ベレー」

和菓子 もち 甘味 日本

戸越銀座駅「喫茶 ベレー」

地元に愛される喫茶 ベレーは、東急池上線の戸越銀座駅から少し歩いた荏原エリアにひっそりと佇む甘味処です。2019年8月3日にオープンしたこのお店は、かき氷を中心とした独創的なメニューで多くのファンを魅了しています。実は、現在の喫茶 ベレーとしての営業が始まる前、店主さんは2012年から笹塚で「Niccori~na(ニッコリーナ)」という名の人気かき氷店を営んでいました。その後、2019年7月に現在の地で心機一転、新たなスタイルでスタートを切りました。お店の外観は清潔感のある白が基調で、一際目を引きます。ドアや窓枠には1970年代のアンティーク品が使われており、レトロでおしゃれな雰囲気を醸し出しています。内装デザインは空間づくりで知られる株式会社無相創が手がけ、店内の椅子やテーブルがあえて不揃いに配置されるなど、細部にまでこだわりが詰まっています。

このお店の最大の魅力は、他では味わえないユニークな甘味の数々です。特に、かき氷は季節の素材を活かしたものが登場し、その独創的なビジュアルと繊細な味わいで人気を集めています。日光出身の店主さんが、水ようかんを自家製で作るなど、素材と製法に長い年月をかけて試行錯誤を重ねてきたからこそ生まれた、ここでしか食べられない味です。また、お店の扉や中央のテーブルを彩るドライフラワーは、近所のお花屋さんにオーダーメイドでお願いしているもので、その季節ごとの彩りが空間をより魅力的に演出しています。人気店ゆえに、混雑時には入店するための記帳方式がとられることもあり、訪れる際は公式のSNSなどで最新の営業情報を確認してからお出かけになるのがおすすめです。営業日が不定休であることも、その貴重な出会いの機会をさらに特別なものにしています。

かき氷と並んで高い人気を誇るのが、フォトジェニックな見た目の氷クリームソーダです。約25センチもの高さに、ふわふわの自家製ミルクが染み込んだ氷がそびえ立つ、迫力満点のビジュアルは、思わず写真を撮りたくなるほどです。シュワシュワとしたシロップの爽快感と、とろけるような氷の食感が、至福のひとときを運んでくれます。また、器の中を掘り進めるとメロンやパイン、チェリーなどのフルーツに出会えることもあり、まるで宝探しのような楽しさも味わえます。

もう一つの看板商品として知られているのが、テイクアウトや通販でも好評のわらび餅です。このわらび餅は、思わず「でろん」という表現を使いたくなるほどの、粘度の高さとなめらかな食感が特徴です。口に入れるととろけるようなやさしい舌触りで、別添えの黒蜜とくるみが絶妙なアクセントを添えています。そして、かき氷のメニューの中でも一際目を引くのが、ユニークなビジュアルで知られる髷みるくです。一度見たら忘れられないユーモラスな見た目は、このお店のオリジナリティを象徴しています。他にも、冷や玉ぜんざいあんマーブルといった、かき氷以外の和の甘味も用意されており、いつ訪れても新しい発見と感動に出会える、戸越銀座エリアの隠れた名店です。

  • 冷や玉ぜんざい 1815円
住所 東京都品川区荏原1-7-12 1F

ホームページ

喫茶ベレー

【喫茶ベレー】
〒142-0063
東京都品川区荏原1-7-12 コーポサンフラワ102

定休日 日曜日…


Instagramをチェック

カテゴリー: 品川区有吉弘行櫻井翔
モバイルバージョンを終了