【アナザースカイ】原菜乃華さんが北海道で訪れた場所

北海道 札幌

アナザースカイ 2025/11/29放送

原菜乃華さんが北海道で訪れた場所

資生館小学校前駅「ソウルストア(SOUL STORE)」

地元の方々から熱く支持されるスープカレー店です。札幌市電の資生館小学校前駅から歩いてすぐの狸小路7丁目にお店を構えるソウルストアは、リピーターの絶えない人気店として知られています。創業は2009年頃で、2018年までは札幌の中心部から少し離れた場所で営業されていました。ビルの老朽化などにより一度は閉店されたものの、熱い要望に応える形で狸小路の現在の場所へ移転し、再び地元や観光で訪れる多くのお客様に愛されています。店名のソウルストアには、「魂を売る店」ではなく、「心を込めた一杯をお届けする」という店主の温かい思いが込められています。店内はアジアンチックで落ち着いた雰囲気で、誰もがほっとできるような空間づくりが大切にされています。

ソウルストアの最大の特徴は、北海道の恵みがたっぷり詰まった野菜へのこだわりです。道内産の旬の野菜を中心に使用し、農家さんの「朝採れたて」の新鮮な野菜を仕入れるなど、吟味した食材に手間ひまかけて、それぞれの個性に合わせた丁寧な調理が施されています。そのため、ひと皿のスープカレーで、季節ごとの豊かな彩りと、多種多様な野菜の本来の甘みや旨みを最大限に味わうことができるのです。また、全てのスープカレーメニューに、存在感のある大きなゴボウ天が添えられているのも、こちらのお店ならではのユニークな個性です。スープは鶏ガラベースの出汁に、発汗作用の強い薬膳スパイスをバランスよく配合し、辛さはあえて直接的な刺激を抑えています。一口目では強く感じなくても、食べ進めるうちにじんわりと身体の内側が温まるような、まろやかで奥深い味わいとなっています。

お店の代表的なメニューのひとつに、チキンと野菜のカリーがあります。じっくり煮込まれたチキンと、彩り豊かな道産野菜のハーモニーを楽しめる定番の一皿です。カレーは、定番のクラシックな味に加え、自家製麻辣醤を使った辛いスープなど、4種類の中から好みに合わせてスープを選べるのも人気の理由です。さらに、辛さの段階やライスの量も細かく調整できるため、初めての方から辛い物好きなリピーターの方まで、自分だけの一杯を見つけることができます。

彩りの美しさから女性にも人気のメニューが、季節の旬菜カリーです。こちらは、その時期に一番おいしいとされる旬の道産野菜が20種類前後もたっぷり入った、まるで野菜畑のような華やかな見た目が魅力です。安全・安心で栄養たっぷりな野菜は、一つひとつが違った食感や甘みを持ち、素材の個性が引き出された調理法で、ここでしか見つからない野菜のハーモニーを堪能できます。定番の野菜に加え、少し変わった種類の野菜も使われています。そのボリューム感あふれる盛り付けは、見た目にも楽しく、心ゆくまで北海道の旬の恵みを満喫できるでしょう。心を込めた手作りの味を求めて、このお店へ足しげく通う地元の方が多いことからも、その深い魅力が伝わってきます。

  • 季節の旬菜カリー
住所 北海道札幌市中央区南3条西7-3-2 F-DRESS 7 BLD 2F
電話 011-213-1771

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藻岩山 山頂展望台

札幌市の中央部にほど近い場所にありながら、豊かな自然に恵まれた標高531メートルの藻岩山展望台は、札幌の街を一望できるシンボル的な存在の山です。その歴史は古く、約400万年前に噴火した火山で、長い年月を経て現在の姿になりました。アイヌの人々からはかつて「インカルシュペ」、すなわち「いつも見張りをする所」と呼ばれ、生活の安全を見守る大切な山であったことがうかがえます。明治時代初期頃に現在の藻岩山という名が定着しましたが、その名称の由来には、もともと「小さい山」という意味で円山を指していたアイヌ語の「モイワ」が転化されたという歴史があります。また、この山に広がる原生林は、大正10年(1921年)に国の天然記念物に指定されるほど貴重な自然の宝庫として、今も大切に守られています。

藻岩山の大きな魅力は、札幌市の街並みや遠く石狩平野、石狩湾まで見渡せる360度の雄大なパノラマです。この絶景を気軽に楽しめるのが、山麓駅から中腹駅を結ぶ「もいわ山ロープウェイ」と、中腹駅から山頂までをつなぐミニケーブルカー「もーりすカー」を乗り継ぐ空中散歩です。特にロープウェイの大きな窓からは、山々の緑と街並みのコントラストを眺められ、四季折々の表情を満喫できます。夜になると、藻岩山展望台からの夜景は「北海道三大夜景」の一つ、さらに「日本新三大夜景」にも選ばれるほどの美しさを誇ります。札幌の街灯りが宝石のようにきらめき、眼下に広がるその光景は、訪れる人すべてを魅了するでしょう。山頂の凜とした空気の中で眺める夜景は、格別な感動を与えてくれます。

山頂展望台には、デートスポットとして人気のモニュメント「幸せの鐘」があります。恋人の聖地にも認定されており、ここで二人で鐘を鳴らし、永遠の愛を誓い合うカップルも多く、鐘の周囲の手すりには願いを込めた愛の鍵が取り付けられています。また、展望台はすべてバリアフリーに対応しており、ご高齢の方や車椅子の方も安心して絶景を楽しめるよう配慮されているのも、嬉しいポイントです。2023年4月には、札幌の街並みをまるで絵画のように切り取って写真に収められる、異なる高さや方角のフレームが新たに設置されました。夜にはこのフレームもライトアップされ、幻想的な雰囲気の中で記念撮影が楽しめます。

山頂施設には、景色を楽しみながらお食事ができる展望レストラン「ザ・ジュエルズ」もあり、特別なひとときを過ごせます。また、通常のプラネタリウムでは見られない次世代の映像が楽しめる施設も設けられていて、天候に左右されずにロマンチックな時間を過ごすことができます。山頂の魅力は夜景だけにとどまらず、夏期は5つの登山道も整備されていて、原生林の豊かな自然の中でハイキングを楽しむ市民も多いです。秋には紅葉、冬には札幌藻岩山スキー場としての賑わいを見せるなど、一年を通じてさまざまな楽しみ方ができるのも特徴です。なお、夜景の時間帯は特に混雑しやすく、下りのミニケーブルカーに乗るまで時間がかかる場合があるため、時間に余裕をもって行動されることをおすすめします。また、夜は想像以上に冷え込むため、季節を問わず防寒着を持参すると安心です。南側から中腹まで行ける藻岩山観光自動車道は、11月中旬から4月中旬頃まで冬期通行止めとなるため、訪れる際はロープウェイとミニケーブルカーを利用すると良いでしょう。

住所 北海道札幌市南区藻岩山1 もいわ山頂駅
電話 011-561-8177

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こども人形劇場こぐま座

札幌市の中島公園に佇む札幌市こども人形劇場こぐま座は、公立としては日本で初めて誕生した人形劇専門の劇場です。1976年(昭和51年)7月に開館して以来、札幌の子どもたちや市民に、夢と感動を届けてきました。誕生のきっかけは、当時の札幌市長が姉妹都市であるドイツ・ミュンヘンの人形劇場を訪問した折、目を輝かせながら人形劇に見入っている子どもたちの姿に心を動かされ、「札幌にもぜひ夢のある施設を」という想いから建設されたという素敵なエピソードがあります。小さな建物ですが、その存在は日本の公立劇場運営の新しい模範となり、全国の子どものための劇場に大きな影響を与えました。

この劇場の最大の特徴であり、他の施設にはない魅力は、「市民の人形劇活動を守り育てる」という明確な理念を持って運営されている点です。こぐま座には専属の人形劇団は置かず、市内で活動するアマチュアの人形劇団が公演の中心を担っています。これは、拠点確保が難しいアマチュア活動を積極的に支援するためであり、地域の人形劇文化を育む大切な役割を果たしているのです。また、舞台を彩る照明や音響は、多くの劇場が外部に委託するところ、こぐま座では職員の方が担当しているという、温かい手作りの運営も続いています。客席数は90席とコンパクトですが、階段状に配置された客席には可愛らしい座布団が並び、舞台と客席の一体感が生まれる工夫がされています。人形たちがまるで生きているかのように動き出す、その「ワクワク」「ドキドキ」を目の前で感じられるのも、このちっちゃな劇場ならではの体験です。

こぐま座で上演されるのは、人形劇だけではありません。腹話術や紙芝居といった、子どもたちが楽しめる様々な演目が定期的に上演されています。主に土曜日や日曜日、祝日には公演が行われており、市民劇団による親しみやすい演目から、北海道外や海外のプロ人形劇団を招いた質の高い公演まで、幅広いプログラムを楽しめることも人気を集める理由です。中には、聴覚に障がいを持つ方も一緒に楽しめるように、舞台手話通訳付きの公演も開催されるなど、多様な人々に人形劇の感動を届けようという、きめ細やかな取り組みも行われています。

人形劇を「見る」だけでなく、「作る」側になるための活動にも力を入れているのが、こぐま座の大きな魅力の一つです。初心者のための「人形劇講座」といったワークショップも定期的に開かれており、脚本作り、人形の制作、そして実際に舞台で上演するまでのプロセスを楽しく学ぶことができます。こうした講座は、新しい人形劇団の誕生を促し、地域の文化活動を支える大切な原動力となっています。劇場に隣接する中島児童会館・こぐま座資料室MASOBOでは、公演のない平日や児童会館の休館日にも、こぐま座や系列の劇場である「やまびこ座」がプロデュースした人形たちが迎えてくれ、人形劇の世界に触れる機会を一年中提供しています。札幌市営地下鉄南北線の中島公園駅から歩いて5分ほどのところにあり、緑豊かな中島公園の散策と合わせて訪れるのもおすすめです。

住所 北海道札幌市中央区中島公園1−1 こども人形劇場こぐま座

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やまびこ座・こぐま座 総合トップ

やまびこ座・こぐま座は楽しい人形劇や児童劇などを上演する劇場です。…

TACとかちアドベンチャークラブ

北海道十勝の豊かな自然に抱かれた新得町に拠点を置くのが、アドベンチャー体験を提供するTACとかちアドベンチャークラブです。水量豊富な十勝川と、その上流にある屈足湖を舞台に、一年を通じてさまざまなアウトドアツアーを開催しています。特に夏場は、ダイナミックな川遊びを満喫できるアクティビティが人気を集めています。施設面も充実しており、温かみのあるフィンランド製のクラブハウスには、清潔な男女別の更衣室やトイレが完備されていて、ツアーの前後も快適に過ごせると好評です。十勝の雄大な景色の中で、北海道公認有資格ガイドの案内のもと、安全に配慮された本格的な自然体験が楽しめます。

TACとかちアドベンチャークラブならではの魅力は、十勝の自然を存分に味わえるユニークなプログラムが揃っているところです。その一つが「世界で唯一」とも言われる、激流を漕ぎ下るラフティングと、静かな湖面をゆったりと進むカヌーを一度に体験できる欲張りな半日ツアー、ラフティング&カヌーです。前半は水しぶきを浴びながらスリルを楽しむラフティングで心躍る体験を、後半は鏡のような湖面で優雅なカヌーに乗り、水面からの景色を堪能します。この組み合わせが、多くの方から「最高に楽しかった」と愛されています。また、水遊びに慣れていない小さなお子さまやご家族にも配慮し、4歳から参加できる川下りプログラム十勝川スプラッシュ・クルージングや、事前に予約をすれば託児サービスも利用できたりと、家族みんなで冒険を満喫できる工夫がされている点も、魅力的なエピソードの一つです。

夏だけでなく、雪深い冬の十勝川エリアでも、この場所ならではの刺激的な体験が待っています。ウィンタースポーツが初めての方でも楽しめるスイス生まれの雪上用ボート、エアボードでゲレンデを滑走するツアーや、ふかふかの雪の上を自由に歩き回れるスノーシューダウンヒルなどがあります。さらに、十勝川の源流から流れるくったり湖での冬の風物詩北海道アヴァントは、全国のサウナ愛好家から注目を集めている名物体験です。これは、自然の中で設置されたフィンランド式サウナで身体を芯から温めた後、凍った湖の冷水でクールダウンするという極寒の地ならではの醍醐味です。

十勝川をアクティブに楽しむメニューには、ゴムボートで急流を乗り越えるラフティングや、水面と一体になって全身で水を感じられるレイクSUP(スタンドアップパドルボード)など、さまざまな楽しみ方があります。特に、ラフティングは水量が多い十勝川の迫力を間近に感じられるツアーで、短時間でも川への飛び込みや水遊びなど、遊びの要素がぎゅっと詰まっています。また、ラフティング&カヌーツアーをはじめ、多くのアクティビティに温泉入浴券が付いているのもうれしい点です。大自然の中で思いきり遊んだ後は、温かいお湯に浸かって疲れた体を癒やせるため、最後まで十勝旅を満喫できます。

住所 北海道上川郡新得町屈足539−21
電話 0156-65-2727

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【TACとかちアドベンチャークラブ】予約・アクセス・割引クーポン – じゃらんnet

TACとかちアドベンチャークラブの予約ならじゃらん遊び・体験予約 営業期間:営業時間:8:00から18:00、交通アクセス:(1)新得駅から車で15分。TACとかちアドベンチャークラブの周辺情報も充実……

カテゴリー: 北海道
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