地元に長年愛され、富山湾の新鮮な海の幸を気軽に楽しめる回転寿司のお店が、氷見きときと寿し 黒部店です。店名にも入っている「きときと」とは、北陸地方の方言で「新鮮でぴちぴちしている」という意味があり、その名の通り、富山湾の恵みを存分に味わえるのが魅力です。氷見きときと寿しは富山県に本社を構えるチェーン店ですが、黒部店は平成7年（1995年）に開店し、地域の方々に長く親しまれている古参店の一つです。黒部市前沢に店舗を構え、東三日市駅からも歩いてアクセスできる場所にあります。

このお店の一番の特徴は、チェーン店でありながら「最寄り」の市場で素材を調達するこだわりです。黒部店では、新鮮な魚が集まる魚津（うおづ）で買い付けた旬のネタと、地元産のコシヒカリを黒部の名水で炊き上げたシャリを使っています。富山湾が「天然のいけす」と呼ばれるのは、暖流と寒流が交わる絶好の漁場だからこそで、そこで獲れた新鮮な魚と、シャリに使う水と米にまで地元の恵みを活かすことで、「黒部らしい」極上の一貫を提供しています。さらに、シャリの香りと鮮度を引き立てる天然の「酢」や、香りと甘みを増すように専用にブレンドされた金沢（大野）の「醤油」といった調味料にも全店共通のこだわりが見られ、主役である魚の旨味を最大限に引き出してくれます。注文はタッチパネルで手軽にできますし、新幹線を模したレーンで席までお寿司が運ばれてくる最新式のサービスはお子さま連れのご家族にも好評で、楽しさと職人が握る本格的な味の両方を体験できるのがうれしいですね。また、お持ち帰り用のセットメニューも充実しており、ご自宅でもお店の味を楽しめます。

お店を訪れたらぜひ味わっていただきたいのが、富山湾の旬の地魚です。地物であるとろけるような甘さの甘えびは、富山を代表する味覚の一つとして大人気です。また、コリコリとした食感と噛むほどに甘みが広がる活ばい貝も、地魚ならではの鮮度と旨味を感じられます。

黒部店では、他にも富山湾産の高級魚として知られるのどぐろなど、季節ごとに変わる旬の魚を豊富に取り揃えています。特に、黒部店で一年間に一番多く握られているという人気の紅ずわい蟹は、優しい口当たりと上品な甘みが特徴で、富山と蟹といえばこのネタというほど、たくさんのお客様に愛されています。その他にも、地物の黒鯛や車鯛など、その日の朝に獲れた新鮮な地魚を、職人さんが手間を惜しまず丁寧に握ってくれるのが魅力です。また、平日のランチタイムには、まんぷく御膳やきときと御膳、海鮮ちらしなど、お得なセットメニューも用意されており、お寿司だけでなく氷見うどんなどのサイドメニューや多彩なデザートも充実しているので、何度でも訪れたくなりますね。富山ならではの「きときと」な味を、心ゆくまでご堪能ください。