【北海道】羅臼町「KOBUSTAY」

タグ:

seaside cottage KOBUSTAY(こぶすてい)

北海道・知床の世界自然遺産エリア、羅臼町の海沿いに2025年2月に誕生したのが、一棟貸しの宿泊施設「seaside cottage **KOBUSTAY**(こぶすてい)」です。地元に根ざした羅臼昆布漁師のご夫婦が営んでおり、「ゆったりと羅臼を暮らすように旅してもらいたい」という願いから、あえて連泊を推奨しているのが特徴です。羅臼の雄大な自然と、人々の温かい暮らしの息遣いに触れることができる、新しい旅の拠点です。オーナーご夫婦は、先代の**加瀨漁業**から2019年に天然羅臼昆布漁とエゾバフンウニ漁の経営を受け継いだ、現役の漁師さんです。昔ながらの伝統製法を守り抜き、この土地の基幹産業である漁業に情熱を注いでいます。

**KOBUSTAY**の最もユニークな点は、目の前の浜で生産される最高級品質の天然**羅臼昆布**の漁師の営みを間近で見学できることです。毎年7月中旬から9月下旬にかけて行われるオーナー家族の昆布生産の様子や、夏の風物詩である天日干しの光景などを、窓からご覧になれます。宿泊施設の1階は、昆布出汁のテイスティングや、昆布の整形作業である「ヒレ刈」などのプログラムを体験できるワークショップスペースになっているのも、昆布漁師の宿ならではの魅力です。体験プランは1名様から参加可能で、「羅臼昆布職人体験〜ヒレ刈〜」や、北海道産の厳選した昆布の味比べができる「北海道産 厳選4種の利き出汁体験」など、ここでしかできない特別な体験を通じて、羅臼の食文化や職人技に深く触れることができます。また、漁師のご夫婦ならではの心温まるおもてなしとして、自炊できるよう旬の切身魚や地元産の野菜、卵、米3合の他、自家製の天然**羅臼昆布**の極上出汁が冷蔵庫に用意されています。

貸切コテージのため、お客様ご自身で漁師飯の自炊を楽しむことができます。用意されている新鮮な食材や自家製の昆布出汁を使って、例えば**タラと昆布出汁の鍋**や、出汁の旨みが効いた**昆布出汁で炊いたご飯**など、地元の海の恵みをたっぷり味わうことができます。羅臼昆布は、豊かな香りと濃厚な旨みが特徴で、昔ながらの「天日干し」「天然湿り」という手間暇かかる製法で、夏の限られた時期に丁寧に生産されています。自炊に必要な調理器具も充実しており、道の駅などで新鮮な鮮魚を購入してくるなど、漁村地域ならではの調達の楽しみを味わえるのも、この宿の醍醐味です。

羅臼町は、羅臼昆布以外にも**エゾバフンウニ**、**秋鮭**、**スケトウダラ**、**ホッケ**など、四季折々の「羅臼ブランド」の海産物が水揚げされる、海の幸の宝庫です。ご宿泊の際には、羅臼漁業の活気に触れることのできる「鮮魚市場見学/荷揚げ見学」といった体験もおすすめです。さらに、羅臼の海はシャチやマッコウクジラのホエールウォッチングや、流氷とともに飛来するオオワシ、オジロワシのバードウォッチングといった、世界的に見ても貴重な自然体験のスポットとしても知られています。観光の際には、世界自然遺産**知床**のルールやマナーを理解し、ヒグマとの共存のために必要な情報を**知床羅臼ビジターセンター**などで事前に確認するなど、安全に配慮して自然を楽しむことが大切です。また、羅臼と斜里を結ぶ**知床横断道路**(国道334号)は、例年11月上旬から4月下旬頃まで冬期終日通行止めとなりますので、ご旅行の時期の交通情報を必ず確認してからお出かけください。漁師町の暮らしを体感しながら、羅臼の奥深い魅力に出会える**KOBUSTAY**での滞在は、きっと心に残る思い出となるでしょう。

  • 1日1組限定(店員6名)1泊1棟 48000円
住所 北海道目梨郡羅臼町春日町38
電話 090-3672-0782

ホームページ

KOBUSTAY|seaside・羅臼昆布・貸切宿 |

KOBUSTAY(こぶすてい)は知床世界遺産・羅臼の海沿いに立地する新しい貸切宿です。羅臼昆布の漁業体験などができる和風のおしゃれなコテージです。…

カテゴリー: 北海道
タグ:
モバイルバージョンを終了