【埼玉】越谷「柳屋正家」

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せんげん台駅「たわら最中 柳屋正家 千間台店」

東武伊勢崎線のせんげん台駅から歩いてほど近い場所にある、地元で長く愛されている和菓子のお店が、たわら最中 千間台店です。このお店は、茨城県と埼玉県を中心に店舗を展開する「たわら最中 柳屋正家」の支店で、その名の通り、名物のたわら最中を求めて多くのお客さんが訪れます。どなたにも安心して召し上がっていただきたいという願いから、「無添加」を大切にしたお菓子づくりを続けているのが大きな特徴です。

こちらのお店の看板商品であるたわら最中は、「献上銘菓」としても知られている名品です。米俵をかたどった愛らしい形をしており、見た目にも縁起の良さを感じさせます。この最中の餡には、北海道十勝産の厳選された小豆が使われています。小豆をふっくらと炊き上げ、ていねいに蜜漬けをしながら練り上げることで、素材本来の豊かな風味と、深みがありながらも上品な甘さを引き出しています。職人が手作りで仕上げる餡は、その粒つぶがみずみずしく、つややかで、口に入れた時に心地よい舌触りを楽しめます。最中一つひとつに餡がずっしりと詰まっていて、食べ応えがありながらも、しつこさのない洗練された味わいが魅力です。

たわら最中と並んでお店の顔となっているのが、熟練の職人が手間を惜しまずに作り上げる羊羹です。特に、上質な小豆と寒天を使い、じっくりと練り上げられた本煉羊羹は、その堂々たる姿から「雲龍」という名でも親しまれています。こちらは、小豆の香りが深く、口の中でゆっくりと溶けていくような、きめ細やかでなめらかな舌触りが特徴です。切り分けた時の美しい断面も、和菓子の芸術性を感じさせてくれます。

また、季節の味わいを楽しめる和栗羊羹も人気を集めています。小豆の風味豊かな羊羹の中に、栗の甘露煮が贅沢にちりばめられており、栗本来のほっくりとした食感と羊羹の優しい甘さが絶妙な調和を生み出しています。贈り物やお茶請けにもぴったりな、素朴でやさしい味わいです。たわら最中 千間台店では、他にも季節の移り変わりを感じさせる生菓子や、親しみやすい栗どら玉屋まんじゅうなども用意されていることがあります。素材へのこだわりと、職人の心意気が息づく和菓子は、日常のおやつとしてはもちろん、大切な方への手土産としても喜ばれるに違いありません。献上銘菓の伝統的なおいしさを、ぜひ一度味わってみてください。

  • たわら最中 265円
  • 本棟羊羹「雲龍」(小)1本1770円
  • 正家(黒糖) 265円
  • 本わらび餅京乃晴れ姿 480円
住所 埼玉県越谷市千間台東2-15-23
電話 048-978-6326

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カテゴリー: 埼玉県満島真之介
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