神泉駅「神泉いちのや」
京王井の頭線の神泉駅から歩いてすぐ、旧山手通り沿いに店を構える、うなぎ料理の名店です。神泉いちのやは、江戸時代後期の天保3年(1832年)に城下町として栄えた川越で創業した、190年以上の歴史を持つ老舗のうなぎ屋が、東京に進出するにあたって最初に開いたお店です。その歴史の深さを感じさせるように、お店の外観は蔵の街川越を意識したような、どっしりとした蔵造りとなっています。一歩足を踏み入れると、和の趣とモダンなセンスが溶け合う、落ち着いた空間が広がります。
こちらのお店の一番の特徴は、創業以来、代々受け継がれてきた伝統的な調理法です。一般的に、関東風のうなぎは一度白焼きにしてから蒸すことが多いのですが、いちのやでは、生の鰻をそのまま蒸す「生蒸し」という手間のかかる独自の技法を守り続けています。この製法によって、鰻の身が水っぽくなることなく、ふっくらとした独特の柔らかさが生まれるのだといいます。
そして、このふっくらとした鰻の持ち味をさらに引き立てるのが、創業時から継ぎ足して守られてきた秘伝のタレです。あっさりとした口当たりでありながら、濃厚すぎない絶妙な味わいは、備長炭で丁寧に焼き上げられた鰻の身の奥までしっかりと染み込んでいます。口に入れるととろけるような食感と、タレのまろやかな風味が一体となり、まさにお重の中の最高峰といった風格を醸し出しています。
この伝統の技で仕上げられた一品の中でも、特に人気を集めるのは、やはりうな重です。肉厚で脂ののった鰻を職人が備長炭で焼き上げるため、外は香ばしく、中はトロトロの食感を楽しめます。注文を受けてから調理を始めるため、お料理が運ばれてくるまで40分から50分ほど時間がかかることもありますが、その待ち時間さえも期待を高めるひとときです。あらかじめご予約をされると、あまり待つことなくお料理をいただける場合もあります。
他にも、鰻の魅力を余すことなく堪能できる工夫が詰まったメニューが豊富にそろいます。生蒸しの製法によるふわふわとした食感の白焼きは、鰻の脂の旨みが豊かで、わさび醤油を少しつけていただくと、また違ったさっぱりとした風味を楽しめます。
また、趣向を凝らした鰻料理を一度に味わえるうなぎコースでは、お酒のおつまみにぴったりの**鰻ボーン**、さっぱりといただける**うざく**、出汁の旨みが凝縮された**うなぎの煮凝り**、卵との相性が抜群の**うまき**などが続き、最後にうな重をいただけるという、贅沢な構成となっています。さらに、ご飯と鰻を交互に重ねて四層にするという、なんとも贅沢な**うな重(弐段)**というメニューも用意されています。香ばしく蒸し焼きにされた鰻を、そのまま味わうのはもちろん、薬味や出汁を加えて味の変化を楽しめる**ひつまぶし**も、老舗の味として多くの方に愛されています。
- うな重
| 住所 | 東京都渋谷区神泉町20-22 神泉ハイツ 1F |
|---|---|
| 電話 | 03-5459-6862 |
ホームページ
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