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東京都大田区の住宅街に位置する萩中公園は、地元の方々からガラクタ公園という愛称で親しまれている、全国的にも珍しい体験型の公園です。1967年(昭和42年)に誕生したこの広場は、子どもたちの創造性を育むために、現役を退いた本物の乗り物や機械を設置するという大胆な発想で造られました。当初、大田区が「ガラクタ(=使い古されたけれど価値のあるもの)」を集めて遊び場にしたことが名前の由来となっており、単なる展示ではなく、実際に触れて、登って、乗り込んで遊べる貴重な空間として、世代を超えて愛され続けています。
この公園を語る上で欠かせないのが、かつて日本の街や空を駆け抜けていた本物の乗り物たちの存在です。園内には、東武鉄道で活躍していた蒸気機関車(34号)や、かつて都心の足として親しまれた都電、さらには昭和の面影を残すトラックやバス、消防車、小型のモーターボートなどが所狭しと並んでいます。これらの展示品は定期的に塗装やメンテナンスが施されており、子どもたちが運転席に座ってハンドルを握ったり、機械の質感に直接触れたりすることで、本物ならではの重厚感や歴史を肌で感じることができます。
実は、大田区内の別の名所として有名な「タイヤ公園(西六郷公園)」が誕生したきっかけも、このガラクタ公園にあります。開園当時、遊び道具として置かれていた古タイヤが子どもたちの間で圧倒的な人気を博したことから、区の職員が「タイヤを主役にしたもっと広い公園を作ろう」と考え、後に西六郷公園が作られたという興味深いエピソードが残っています。いわば、大田区独自のユニークな公園文化の原点ともいえる場所なのです。
園内では、乗り物遊び以外にも多彩な楽しみ方が広がっています。蒸気機関車の周囲には、昭和の雰囲気を再現したかのようなモルタル造形の大型遊具が配置されており、迷路のような構造を駆け回ることができます。また、隣接するエリアには交通公園としての機能もあり、補助付き自転車や三輪車を無料で借りて、信号機や標識のあるコースで交通ルールを学びながら走ることも可能です。夏場には屋外プール、冬場には屋内プールも併設されており、一年を通じて家族連れで賑わいます。
| 住所 | 東京都大田区萩中3丁目26−46 |
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