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広島市南区にある黄金山は、標高221.7mの山頂から広島市街地や広島湾、瀬戸内海の島々を一望できる、広島を代表する展望スポットです。市街地から気軽に訪れられる場所にありながら、昼は開放感あふれる景色、夕方は瀬戸内海に沈む夕日、夜はきらめく街並みを楽しめることから、多くの人に親しまれています。現在は山頂まで車でアクセスできるほか、自然を感じながら歩ける登山道も整備され、散策やハイキングの目的地としても人気があります。
黄金山は、現在の広島市街地が形成される以前には「仁保島」と呼ばれる島の一部でした。その後、干拓や埋め立てによって陸続きとなり、現在の姿になりました。戦国時代には瀬戸内海を見渡せる要地として山頂付近に仁保城が築かれたと伝えられ、厳島の合戦に関わる歴史も残されています。また、「黄金山」という名前には、夕日に染まる山肌が黄金色に輝いて見えたことや、航海の安全を願って山頂で焚いた火が黄金色に見えたこと、観音寺の山号に由来することなど、いくつもの言い伝えが受け継がれています。
山頂には展望台が整備され、広島湾を行き交う船や市街地、高層ビル群、瀬戸内海に浮かぶ島々まで360度近い大パノラマが広がります。特に北展望ゾーンは視界が大きく開けており、晴れた日には遠くまで見渡せる絶景が魅力です。日没後には広島市内有数の夜景スポットへと表情を変え、広島大橋や海田大橋の灯り、街の明かりが織りなす美しい景観を楽しめます。
春には登山道沿いや山頂周辺に約500本の桜が咲き誇り、桜のトンネルを歩きながら山頂を目指せる花見の名所としても知られています。新緑や紅葉など四季折々の景色も美しく、季節ごとに違った魅力を感じられます。徒歩で山頂を目指す場合は約1時間ほどかかりますが、途中には木々の間から広島湾や市街地を望める場所もあり、景色の移り変わりを楽しみながら歩けます。
訪れる際は、山頂の駐車場が混み合うことがあるため、桜の季節や夕暮れ時は時間に余裕を持つのがおすすめです。また、展望台は風が強く感じられる日もあるため、防寒対策をしておくと安心です。昼間の爽やかな眺望から夕景、夜景まで一日を通して異なる景色を楽しめる黄金山は、広島観光でぜひ立ち寄りたい展望スポットの一つです。
| 住所 | 広島県広島市南区黄金山町 黄金山 |
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