【タクうま】東京 ローカル食堂 唐揚げ定食『野方食堂』タクシー会社対抗グルメバトル東京vs大阪 2026/8/27放送

 
  • ブックマークとしてもどうぞ!

カテゴリ

その他のオススメスポット

カード 占い アクティビティ イメージ

【東京】中野「染心堂」

【ヒルナンデス 染心堂】芸能人もお忍びで通う凄腕占い師がい...

カレー 食事

【東京】野方「カフェバー フラリ」

【幸せ!ボンビーガール カフェバー フラリ】開業ガールズGP『...

野方駅「野方食堂(のがたしょくどう)」

西武新宿線・野方駅のすぐそばで、1936年から親子3代にわたって街の食事を支えてきた食堂が野方食堂です。初代が食堂として店を始め、米穀配給制度が導入された時代には外食券食堂として登録され、その後は東京都指定の民生食堂へと受け継がれました。店先に残る「東京都指定民生食堂」の看板は、戦中から戦後にかけて庶民の食生活を支えた歴史を今に伝えるものです。現在の店主は3代目の斎藤公和さんで、初代から伝わる料理を大切にしながら、時代に合った味へ少しずつ磨きをかけています。中野区の観光情報でも、東京西側に残る元民生食堂として紹介されており、野方という街の食文化を知るうえでも興味深い1軒です。

店の歩みには、時代ごとの変化も刻まれています。1978年には2代目が割烹料理を中心とした店へと引き継ぎ、2008年に3代目が店を継いだ際、再び「食堂」という原点へ戻りました。和食だけ、洋食だけとジャンルを決めず、煮魚から炒め物、スパゲッティまで並べられる自由さに、3代目は食堂ならではの魅力を感じたそうです。同年の改装では、女性や1人客も入りやすい店を目指し、落ち着いた色合いの店内に2人掛けのテーブルを取り入れました。ご飯も通常の量だけでなく、少なめの半ライスや約80gのちょこっとごはんを選べるようにするなど、食べる人に合わせた細かな工夫がされています。定番や季節料理を合わせた主なメニューは約30種類、さらに単品料理も約60種類と幅広く、昔ながらの食堂らしい選ぶ楽しさも魅力です。

初めて訪れるなら、看板料理のA定食は外せません。とりから豚肉生姜焼きを一度に味わえる組み合わせで、中野区の取材では1日に30食ほど注文が入る人気料理として紹介されています。特にとりからは、3代目が「店を代表する料理を作りたい」と試作を重ね、2010年に完成させたものです。先代のレシピを土台に改良した醤油ベースの味付けで、大ぶりの鶏肉をカリッとした衣で包み、中は肉汁を感じる仕上がりです。「からあげグランプリ」で金賞を受賞した実績も持ち、鉄道沿線の観光情報でもとりから豚肉生姜焼きを組み合わせたA定食が代表的な料理として紹介されています。生姜焼きには厚めの豚肩ロースを使い、生姜の風味を利かせながら、やわらかな肉質を生かす焼き加減に仕上げています。

代々の味を感じたいならさば味噌煮定食もおすすめです。3代にわたって受け継がれてきた料理で、肉厚のさばをふっくらと煮込み、店独自に合わせた味噌で穏やかな味わいにまとめています。一方、洋食メニューのナポリタンは、初代のレシピを掘り起こして復活させた一皿です。かつて使っていた魚肉ソーセージをベーコンへ変えるなど、昔の形をそのまま再現するのではなく、今の食べ手に合わせて手を加えているところに、この店らしさが感じられます。アルミの器に盛られた昔懐かしい姿も印象的です。ほかにもオムライスアジフライ定食、焼き魚、ナス味噌炒めなどが並び、「いつものご飯」を丁寧に作り続けることが野方食堂の大きな魅力になっています。

西武新宿線「野方駅」南口から徒歩1〜2分ほどと近く、商店街散策の途中にも立ち寄りやすい場所です。公式案内では昼と夜の2部制で営業し、木曜日を定休日としていますが、不定休が入る場合もあるため、遠方から訪ねる際は公式SNSで最新情報を確認してから向かうと安心です。店頭に残る民生食堂の看板や初代から受け継がれた品々にも目を向けながら食事をすると、単なる人気定食店とはひと味違う、約90年にわたる野方の暮らしと食堂文化まで感じられます。

  • さば味噌煮定食 1,200円
  • ナポリタン 900円(レギュラー240g 大盛り無料)
  • 豚肉となすの味噌炒め定食 1000円
  • A定食 1170円
住所 東京都中野区野方5-30-1
電話 03-3338-7740

最新記事