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千葉県香取郡東庄町で、ビニールハウスを店舗にして営業する個性豊かなラーメン店がハウスラーメン たけ坊です。JR成田線の下総橘駅から歩いて15分ほど、国道356号から少し入った東今泉に店を構えています。一般的なラーメン店とはまったく異なる外観ですが、これは店の成り立ちそのものにつながっています。店主の高木剛志さんが21歳だった1999年3月に開店し、当時は店舗を建てるための費用を抑える必要があったことから、ビニールハウスの資材を使って店を始めたそうです。現在までこのスタイルを守り続け、「ハウスラーメン」という名前通りの店構えが大きな個性になっています。
料理でも東庄町らしさを大切にしており、中心となる食材が地元産のSPF豚です。東庄町は養豚が盛んな土地で、SPF豚は特定の病原体を持たないよう衛生管理された豚を指します。きめ細かな肉質とやわらかさ、脂の甘みが持ち味とされ、ハウスラーメン たけ坊では角煮だけでなく、チャーシューや餃子にもSPF豚を使っています。変わった建物を楽しむだけの店ではなく、土地の食材をラーメンや一品料理へ生かしているところも見逃せません。
看板料理はとんこつ角煮ラーメンです。豚骨スープのラーメンに、じっくり煮込んだ大きな角煮を合わせた一杯で、やわらかなSPF豚の持ち味をしっかり楽しめます。角煮は店を代表する具材として定着しており、東庄町が2023年に町の名物や観光資源を題材として企画した「街ガチャ in 東庄」でも、とんこつ角煮ラーメンが全10種類のひとつに選ばれました。町を代表するご当地グルメとして紹介されていることからも、この一杯と東庄町との深いつながりがうかがえます。
もうひとつ注目したいのが、SPF豚を使ったチャーシューです。角煮とは異なる豚肉のおいしさを味わえる存在で、ラーメン店らしい定番の具にも地元の畜産物を取り入れています。さらに餃子にもSPF豚を使用しているため、ラーメンと一緒に注文すれば、同じ豚肉を異なる料理で楽しめます。豚骨スープ、角煮、チャーシュー、餃子と、豚の魅力をさまざまな形で味わえるのがこの店ならではです。
夕方から深夜帯まで営業する店として案内されているのも特徴で、昼間の観光とはひと味違った東庄町の夜を楽しみたいときにも覚えておきたい一軒です。東庄町観光協会では駐車場10台、木曜日定休と案内されています。営業時間は変更される可能性があるため、遠方から訪れる場合は事前に最新情報を確かめておくと安心です。ビニールハウスという意外な空間と、地元のSPF豚を生かしたとんこつ角煮ラーメン。店が生まれた背景から料理まで、東庄町ならではの物語を感じながら味わえるラーメン店です。
| 住所 | 千葉県香取郡東庄町東今泉669 |
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