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神奈川県南足柄市の矢倉沢にある夕日の滝は、足柄山の豊かな森に包まれた、金太郎伝説ゆかりの滝です。酒匂川の支流・内川にかかり、落差23m、幅5m。岩壁から水がほぼ垂直に流れ落ちる姿は力強く、滝つぼの近くでは水音と冷たい空気を全身で感じられます。南足柄市の名勝にも指定されており、指定日は1966年12月3日です。新緑が鮮やかな春から初夏、涼を求める人が訪れる夏、木々が色づく秋と、季節によって周囲の表情が変わる自然豊かな場所です。
夕日の滝という美しい名前には、いくつかの由来が伝わっています。夕日を受けた滝が美しく輝くことから名づけられたという説のほか、毎年1月半ばごろになると、夕日がちょうど滝口へ沈むように見えることから、この名が付いたともいわれています。高さ23mの滝と夕日が重なる冬ならではの光景は、名前の由来を知ってから訪れると、より印象深く感じられます。
この滝を語るうえで欠かせないのが、足柄山に伝わる金太郎の物語です。南足柄市では、金太郎が夕日の滝で産湯をつかったという伝承が残されています。さらに滝の下流には、幼い金太郎が動物たちと遊んだと伝わる金太郎遊び石や金太郎の生家跡もあり、周辺を歩くと昔話の舞台をたどるような散策を楽しめます。金太郎は成長したのち、源頼光に仕えて坂田金時と名乗り、頼光四天王の1人として活躍した人物として語り継がれています。
滝の周囲は深い緑に囲まれ、夏には水辺で涼む人の姿も見られます。毎年7月の第1日曜日には夕日の滝びらきが行われ、登山やキャンプの安全が祈願されます。観光地として大規模に整備された滝というより、山あいの自然と伝説が身近に感じられるところが魅力です。滝そのものだけを見るのではなく、周囲の森や内川の流れ、金太郎ゆかりの場所まで含めて歩いてみると、足柄らしい風景をより楽しめます。
公共交通機関を利用する場合は、伊豆箱根鉄道大雄山線の大雄山駅から地蔵堂方面のバスに乗り、「地蔵堂」で下車して徒歩約15分です。車の場合は、滝まで徒歩約3分の滝下駐車場をはじめ、長者橋駐車場、地蔵堂駐車場が案内されています。滝下駐車場が満車の場合は、ほかの駐車場を利用するよう南足柄市が呼びかけています。
訪れる際は、滝の周囲が自然の水辺であることを忘れず、滑りにくい靴を選ぶと安心です。特に雨の後や水量が多い日は岩や足元が滑りやすくなるため、滝つぼや流れへ不用意に近づかないよう注意が必要です。夏の水遊びでも子どもから目を離さず、天候や川の状態を確認して楽しみたいところです。夕日の滝は、迫力のある水景、新緑や紅葉、そして金太郎の伝説がひとつにつながった、南足柄らしい自然と物語を感じられる名所です。
| 住所 | 神奈川県南足柄市矢倉沢 夕日の滝 |
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【夕日の滝】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet
夕日の滝の観光情報 交通アクセス:(1)大雄山駅 バス 25分 地蔵堂バス停 徒歩 20分。夕日の滝周辺情報も充実しています。神奈川の観光情報ならじゃらんnet 酒匂川の支流、内川にかかる高さ23m幅……