【かりそめ天国】#アルピー平子 2023年一番美味しかったグル...
【東野・岡村の旅猿 eイヤホン】#ダイアン のやりたい事をや...
神保町のすずらん通りで120年にわたり上海料理を受け継いできた中華料理店が揚子江菜館です。1906年、明治39年に創業し、現在も神田神保町1丁目で営業を続けています。20世紀初めの神田界隈には中国から多くの留学生が集まり、故郷の味を求める人々を迎える中華料理店が次々と生まれました。揚子江菜館もその時代から続く1軒で、素材の持ち味を生かしながら、切る、蒸す、炒める、揚げるといった基本を大切にした上海料理を守っています。2026年には創立120周年を迎えています。
店を代表する料理が、1933年に誕生した五色涼拌麺です。「元祖冷やし中華」として知られる1皿で、2代目が日本人に親しまれていたざるそばから着想し、約2年をかけて作り上げたと伝わります。当時、店の3階から眺めることができた富士山をヒントに麺を山のように盛り、具材で四季の景色を表現しました。糸寒天を雪、キュウリを夏の緑に見立てるなど、冷たい麺を食べるだけではなく、目でも涼しさを感じられるよう工夫されています。具は錦糸卵やチャーシュー、キュウリ、寒天など彩り豊かで、甘酸っぱいタレと麺を合わせた、昭和初期から受け継がれる味です。
もうひとつ、この店の歴史を語るうえで欠かせないのが上海式肉焼きそばです。作家の池波正太郎が好んだ料理として店の公式案内にも掲げられ、現在まで看板料理のひとつとして受け継がれています。本の街として出版社や書店が集まってきた神保町らしく、揚子江菜館は文人や文化人との縁を重ねてきた店でもあります。古書店を巡ったあと、池波正太郎が親しんだ料理を味わうという楽しみ方も、この街ならではです。
昔ながらの上海料理を味わうなら、すぶたも外せません。公式では1933年から変わらない味として紹介され、甘酢を生かした店の定番料理になっています。また、ふんわりと仕上げるカニ玉、具材をたっぷり合わせた五目焼きそばも長く親しまれている料理です。さらに上海料理らしい品として、上海蟹味噌の風味を生かした料理や、黄ニラと細切り肉の炒め物などもそろい、冷やし中華だけではない店の奥行きを感じさせます。
| 住所 | 東京都千代田区神田神保町1-11-3 |
|---|---|
| 電話 | 03-3291-0218 |
vertexaisearch.cloud.google.com…