広島県大竹市、瀬戸内海国立公園内に位置する「下瀬美術館」は、瀬戸内海の美しい景色と、国内外の近現代美術を鑑賞できる美術館です。
2023年3月にリニューアルオープンし、その斬新な建築と、水盤に浮かぶような展示室が話題となっています。
瀬戸内海の多島美を一望できる場所に建てられており、美術館全体が、まるで自然と一体化しているかのような印象を与えます。
展示室からは、瀬戸内海の穏やかな海と、島々の美しい風景を眺めることができ、アート鑑賞と同時に、自然の美しさも堪能できます。
リニューアル後の下瀬美術館は、建築家・坂茂氏が設計を手がけました。
特徴的なのは、水盤に浮かぶように配置された展示室です。
展示室は、ガラス張りで、自然光がたっぷりと差し込みます。
水面に反射する光が、展示作品をより一層美しく際立たせ、幻想的な空間を作り出しています。
美術館のコレクションは、国内外の近現代美術作品を中心に、幅広いジャンルを網羅しています。
絵画、彫刻、版画、写真など、様々な表現方法の作品を鑑賞することができます。
特に、広島県出身の作家の作品も多く所蔵しており、地域の文化にも触れることができます。
館内には、瀬戸内海の景色を眺めながら食事を楽しめるカフェや、オリジナルグッズを販売するショップもあります。
アート鑑賞の後も、ゆっくりと過ごすことができます。