地域の特産品や農産物を販売する直売所であり、郷土料理を提供する食事処を併設した施設です。
この地の豊かな自然が育んだ恵みと、脈々と受け継がれる郷土の味覚を五感で体験できる特別な場所です。
道の駅とは異なり、「村の駅」という名称が示す通り、地域に根差した魅力が凝縮されており、訪れる人々に心温まるおもてなしを提供しています。
お食事処では、「緑色の淡麗ラーメン」が話題です。
昭和村。そこは、日本で唯一、苧麻（ちょま／からむし）という植物から織られる伝統的な織物「からむし織」の里として知られる、自然豊かな山間の村。
緑色のラーメンの正体は、昭和村の特産品である「からむし麺」。
苧麻（からむし）の葉の粉末を麺に練り込むことで、鮮やかな翡翠色に輝く麺が生まれます。
からむしは、古くからその繊維が衣類などに用いられてきましたが、近年では健康食品としての可能性も注目されており、特に食物繊維やミネラルが豊富に含まれているといわれています。
この独特のからむし麺を使ったラーメンは、ここでしか味わえない、まさに「地域限定」の逸品なのです。