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伏見の酒造りの伝統を今に受け継ぐ、手造りの純米酒で知られる酒蔵です。藤岡酒造株式会社は1902年に京都市東山区で創業し、1918年に伏見へ移転しました。1995年に一度酒造りを休止しましたが、5代目蔵元・藤岡正章氏が酒造技術を学び直し、2002年に小規模な酒蔵として新たな一歩を踏み出します。このとき誕生した代表銘柄が蒼空で、「青空を見上げたときのように、飲んだ人がほっと安らげる酒を造りたい」という思いが名前に込められています。現在は蔵元自らが杜氏を務め、全量純米酒にこだわった少量生産を続けています。
この酒蔵ならではの魅力は、蔵人の目が行き届く小規模な手造りと、酒造りの現場を身近に感じられることです。蔵にはガラス越しに仕込み蔵を眺めながら日本酒を味わえる「酒蔵Bar えん」が併設されており、搾りたての酒や季節限定酒をゆったり楽しめます。蔵見学も実施されていますが、事前予約制となっているため、訪れる際は公式サイトで最新情報を確認すると安心です。伏見の酒蔵巡りの中でも、造り手との距離が近く、日本酒が生まれる空気まで感じられる一軒として人気を集めています。
看板商品の蒼空 純米吟醸 山田錦は、華やかな香りとやわらかな口当たり、米の旨みとすっきりした後味のバランスが魅力です。酒米には兵庫県産山田錦をはじめ、山田穂や愛山、美山錦など個性豊かな品種を使い分け、それぞれの持ち味を丁寧に引き出しています。定番酒だけでなく、季節ごとに登場する生酒や限定酒も多く、日本酒ファンが発売を心待ちにする銘柄として知られています。
そのほかにも、純米大吟醸 山田錦は上品な吟醸香と透明感のある味わいが楽しめる一本で、贈答用としても人気があります。純米大吟醸 愛山は希少な酒米ならではのやわらかな甘みと豊かな旨みが広がり、飲み比べにもおすすめです。さらに、純米 美山錦は蒼空の定番酒として親しまれ、米の旨みをしっかり感じながらも軽やかな後口が料理を引き立てます。春にはおりがらみ、夏にはかすみ酒、秋にはひやおろしなど四季折々の限定酒も登場し、訪れるたびに新しい味わいと出会えるのも魅力です。伏見の歴史ある酒文化を身近に感じながら、丁寧な酒造りの奥深さに触れられる酒蔵です。
| 住所 | 京都府京都市伏見区今町672-1 |
|---|---|
| 電話 | 075-611-4666 |
藤岡酒造株式会社-京都伏見の手造り日本酒・純米酒「蒼空」醸造元
www.sookuu.net…