夢の島熱帯植物館は、東京都江東区の夢の島公園内にある、3つの連続したガラスドームが特徴的な植物園です。
都心にありながら、熱帯・亜熱帯の植物を身近に観察できる貴重なスポットとして、多くの人に親しまれています。
隣接する新江東清掃工場の余熱を利用した温室では、約900種類を超える植物が育成されており、まるでジャングルのような空間が広がっています。
特に、小笠原諸島の固有種を含む多様な植物コレクションは、植物好きにはたまらない魅力。
映像ホールや情報ギャラリーも併設されており、楽しみながら植物について学ぶことができます。
かつてゴミの埋立処分場であった夢の島が、緑豊かな公園へと生まれ変わり、その象徴として熱帯植物館が開館したという歴史も興味深いポイント。
映画館のような部屋での映像上映も好評で、展示されている植物に関する知識を深めることができます。
また、温室は、夏場でも涼しく感じられる工夫がされており、小さな滝や木の実の断面図など、見どころも満載です。