【東京】池上「池上本門寺」

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池上本門寺

池上本門寺は、日蓮宗の宗祖・日蓮聖人が入滅された霊場であり、日蓮宗の大本山として、700年以上にわたる歴史を誇る格式高い寺院です。
東京都大田区に広がる約7万坪の広大な敷地には、貴重な歴史的建造物や、人々の信仰を集める荘厳な伽藍が点在し、歴史のロマンと静謐な空気が漂っています。
鎌倉時代、日蓮聖人がご入滅された地に、弟子である日朗聖人がお堂を建立し、池上宗仲公がその土地を寄進したことが、この寺院の始まりと伝えられています。
以来、本門寺は関東武士の庇護を受け、近世には加藤清正や徳川家などの有力者からの信仰も集め、隆盛を極めました。

境内は、法華経の文字数(69,384字)にちなんで約7万坪にも及び、訪れる人々を圧倒します。
まず参拝者を迎えるのは、加藤清正が寄進したと伝えられる96段の急な石段「此経難持坂(しきょうなんじざか)」です。
この石段を登り切った先には、歴史の重みを伝える五重塔や本殿が姿を現します。
五重塔は国の重要文化財に指定されており、慶長12年(1607年)に徳川秀忠の乳母・正心院の病気平癒を願って建立されたものです。
関東に現存する五重塔としては最古の歴史を持ち、初層は和様、二層以上は禅宗様という、様式を折衷した貴重な建築物として知られています。

住所 〒146-8576 東京都大田区池上1丁目1−1
TEL 03-3752-2331

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