鹿折唐桑駅「すがとよ酒店」
宮城県気仙沼市の新浜地区に店を構えるすがとよ酒店は、1914年(大正3年)の創業以来、100年以上にわたって地元の食文化とお酒の楽しみを伝え続けている酒店です。気仙沼の港町らしい活気とともに歩んできたこちらのお店は、2011年(平成23年)の東日本大震災で店舗を焼失するという大きな困難に直面しましたが、多くの支援を受けながら2016年(平成28年)に現在の場所で再建を果たしました。新しい店舗は、木の香りが漂うモダンで明るい空間となっており、お酒の販売だけでなく、訪れる人々が語り合える温かな交流の場としても愛されています。
こちらのお店の大きな特徴は、単にお酒を並べるだけでなく、その背景にある物語を大切にしている点です。震災後、がれきの中から奇跡的に見つかった創業時の看板や、焼け残ったお酒のラベルを大切に保管しており、お店の歴史を次世代へ繋ごうとする店主の強い想いが感じられます。また、日本酒のプロフェッショナルである店主が、地元・宮城の酒蔵を中心に全国から厳選したお酒を揃えており、気仙沼の新鮮な海の幸にぴったり合う一杯を丁寧に提案してくれます。店内には角打ちのような試飲スペースも設けられており、蔵元ごとの個性の違いを楽しみながら、自分好みのお酒をじっくりと見つけることができるのも、専門店ならではの魅力です。
お店を代表する名物となっているのが、オリジナル日本酒の命の一滴(いのちのひとしずく)です。こちらは震災の津波を乗り越え、蔵の中で無事に生き残った麹や酵母の力を使って醸されたお酒で、気仙沼の復興への願いと力強さが込められています。すっきりとした飲み口の中にもお米の優しい旨みが感じられ、冷やして飲むのはもちろん、ぬる燗にしても豊かな香りが引き立ちます。また、地元の伝統的な味わいを楽しめる福宿(ふくやど)も人気で、気仙沼の家庭料理や晩酌のひとときにそっと寄り添ってくれるような、飽きのこない深い味わいが特徴です。
さらに、お酒のお供として喜ばれているのが、店主がセレクトした地元の珍味・おつまみの数々です。気仙沼自慢のサメやホヤ、カツオなどを使った加工品が豊富に揃っており、お酒と一緒に購入してすぐにその相性を楽しむことができます。また、季節ごとに限定で登場する生原酒などは、その時期にしか味わえないフレッシュな香りが楽しめ、訪れるたびに新しい発見があります。港町の歴史と復興の歩みをその一滴に感じながら、美味しいお酒と人の温かさに触れることができる、気仙沼観光の際にはぜひ立ち寄っていただきたい特別な一軒です。
| 住所 | 宮城県気仙沼市新浜町2-3-6 |
|---|---|
| 電話 | 0226-24-1111 |
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