【出川哲朗の充電させてもらえませんか?】絶景!陸奥湾巡り 大湊⇒青龍寺スポットリスト 2026/9/5放送

 
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出川哲朗の充電させてもらえませんか? 2026/9/5放送

絶景!陸奥湾巡り 大湊⇒青龍寺

スタート

北の防人大湊 安渡館

青森県の北に位置するむつ市大湊は、昔から日本の北部を守る大切な場所として発展してきた歴史豊かな港町です。明治35年に旧海軍大湊水雷団が開庁して以来、北方防衛の要として大きな役割を果たし、現在も海上自衛隊大湊地区隊が日本の北の守りを担っています。この一帯には、明治や大正時代に建てられた海軍の施設が今も残されており、その面影を色濃く感じられることから、「北の防人大湊」として訪れる皆様に親しまれています。ここを訪れると、海とともに歩んできた大湊の雄大な歴史を肌で感じることができます。

この地域ならではの特別な見どころとして、まず「旧大湊水源地水道施設」があります。明治35年に建設されたこの石造りの水道施設は、東北地方でも特に古い近代水道施設の一つで、国の重要文化財にも指定されている貴重なものです。 中でも、重力アーチ式の「沈澄池堰堤」は、現存するものが非常に珍しく、土木遺産としても注目されています。 春には桜が美しく咲き誇り、市民の方々はもちろん、県内外からも多くの方がお花見に訪れる名所でもあります。 また、大正5年に旧海軍士官の社交場として建てられた「北洋館」は、現在、海上自衛隊の資料館として一般に公開されています。 海軍が活躍していた時代から現代に至るまでの貴重な資料がたくさん展示されており、当時の様子を詳しく知ることができます。 海に囲まれた大湊ならではの景色を楽しみたい方には、「北の防人大湊 海望館」がおすすめです。海抜55メートルの高台からは、陸奥湾の広がる景色や海上自衛隊の艦艇、そして美しい芦崎の砂嘴(さし)までを一望できます。 晴れた日には、遠く八甲田山系や尻屋崎まで見渡せる絶景が広がり、夜にはライトアップされた幻想的な雰囲気も味わえます。 隣接する「北の防人大湊 安渡館」は、平成27年にオープンした観光交流センターで、旧海軍大湊要港部庁舎をイメージして作られました。 中には観光案内所のほか、海軍や海上自衛隊に関連するグッズを販売するお店、地元の食材を使ったお食事を楽しめる食堂などがあり、散策の拠点として便利です。

大湊を訪れたらぜひ味わっていただきたいのが、地域の特色をいかしたご当地グルメです。明治時代の海軍のレシピをもとに、牛脂を使って丁寧に再現された「大湊海軍コロッケ」は、昔ながらの懐かしい味わいが特徴で、大湊が発祥の地とも言われています。 サクサクとした衣の中から、じゃがいもの優しい甘さが広がる一品です。また、海上自衛隊では、長い航海の中で曜日感覚をなくさないよう、毎週金曜日にカレーライスを食べる習慣があることをご存じでしょうか。 むつ市では、海上自衛隊大湊基地に所属するそれぞれの艦艇が持つ、とっておきのレシピをもとにした個性豊かな「大湊海自カレー」を味わうことができます。 部隊ごとに異なる味やこだわりがあるので、いくつか食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。

住所 青森県むつ市桜木町3−1
電話 0175-29-3101

下北名産センターで大間のまぐろ串を味わう

赤川駅「北彩市場 下北名産センター」

青森県むつ市で、下北半島の海の幸や農産物、お土産、郷土料理までまとめて楽しめる大型観光ドライブインです。北彩市場 下北名産センターは、JR大湊線の赤川駅から徒歩15分から20分ほど、むつ市大曲にあります。下北半島をめぐる旅の途中に立ち寄りやすく、広い駐車場も備えた施設です。館内には海産物や加工品、野菜、菓子、民芸品などを扱う売店と食事処があり、観光客だけでなく地域の買い物にも使われています。運営する下北名産センターは長くこの地で特産品の販売に携わってきた会社で、現在は株式会社として営業を続けています。公式記録では2013年にも現在の店舗営業に関する案内が確認でき、季節に合わせながら下北の食を伝えてきました。

北彩市場 下北名産センターで目を引くのが、下北半島らしい海産物の豊富さです。売場には活ほたてをはじめ、乾物、冷凍海産物、いか寿司などが並び、青森県北部の海に育まれた味を一度に探せます。野菜などを扱う産直コーナーもあり、「観光のお土産を選ぶ場所」というだけではない市場らしい一面も魅力です。施設名に「北彩市場」と付く通り、海のものから山のものまで下北の食材が集まる場所として親しまれています。無料駐車場は約200台分が用意され、ドライブ旅行や団体旅行でも利用しやすい造りです。行楽シーズンには観光バスで訪れる人も多いため、食事を目当てに訪れる際は時間に余裕を持っておくと安心です。

食事処で下北らしさを味わうなら、代表的な郷土料理のみそ貝焼定食に注目です。青森県下北地方などで親しまれてきた貝焼き味噌を定食で楽しめる料理で、旅先で郷土の味に触れたい方に向いています。ほたてをしっかり味わいたい方にはほたて刺し定食ほたて丼も用意され、新鮮な海の幸を主役にした食事が楽しめます。魚介をいろいろ味わいたいときにはおまかせ海鮮丼、まぐろ好きならまぐろ丼と、その日の気分に合わせて選べるメニューがそろっています。

さらに、むつ市ならではの一皿として大湊海自カレーも見逃せません。海上自衛隊の街として知られる大湊の食文化を感じられるメニューで、海鮮料理とはまた違った下北の個性に出会えます。そのほかにもいくら・ほたて丼市場ラーメンカレーうどんなどがあり、魚介中心の食事から温かい麺類まで幅広く選べます。売店の営業と食事処の営業時間は異なり、冬期には定休日が設けられるため、特に1月から4月に訪れる場合は事前に最新の営業状況を確認しておくのがおすすめです。恐山や大間方面へ向かう途中にも立ち寄りやすく、食事と買い物の両方を通して下北半島の味を知ることができる、旅の中継地点として覚えておきたい施設です。

住所 青森県むつ市大曲2-13-33
電話 0175-22-3231

ホームページ

渋い佇まいのドライブインで人気の肉鍋定食と焼肉定食に舌鼓

近川駅「ドライブイン下北」

青森県むつ市、国道279号沿いに店を構えるドライブイン下北は、昔ながらのドライブインの面影を残す食事処です。JR大湊線の近川駅からは約3.2km離れており、下北半島を車で巡る途中にも立ち寄りやすい場所です。年季を感じさせる素朴な外観には、長い年月を重ねてきた店ならではの風情が漂い、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。華やかさとはひと味違う、昔ながらのドライブインらしい空気に触れられるのも、この店を訪れる楽しみのひとつです。

ドライブイン下北で味わっておきたいのが、青森らしい海の幸を使った料理です。なかでも目を引くのがホタテラーメンで、熱々の醤油スープにホタテのフライが添えられた、食べ応えのある1杯です。ホタテの風味と衣の香ばしさがあっさりとしたスープになじみ、麺と一緒に食べ進めるほどに味わいが広がります。海の幸とラーメンを一度に楽しめるため、下北半島を旅した思い出にも残りそうなメニューです。

ホタテをさまざまな味わい方で楽しみたい方には、ホタテ定食も見逃せません。刺身や焼き物、フライなど、調理法によって変わるホタテのおいしさを1度の食事で楽しめるのが魅力です。刺身では素材そのものの甘みや食感を感じやすく、焼けば香ばしさが加わり、フライでは衣の食感とホタテのやわらかな身の組み合わせを楽しめます。ひとつの食材が料理によって異なる表情を見せてくれるので、ホタテが好きな方はもちろん、青森らしい食事を楽しみたい方にもぴったりです。

海鮮料理だけでなく、しっかりとお腹を満たしたいときにうれしい定食もそろっています。味噌仕立ての肉鍋定食は、肉と野菜を熱々の鍋で味わえるため、冷え込む季節のドライブでは特にうれしいメニューです。ホタテの旨みを味噌とともに楽しめるホタテ鍋定食もあり、温かな鍋料理を囲みながら下北らしい海の味覚を堪能できます。さらに、甘辛い味付けの肉とご飯を組み合わせた焼肉定食など、昔ながらの食堂らしい親しみやすい料理も楽しめます。

国道を走る車が行き交う場所で、温かな料理を味わいながらひと休みできるドライブイン下北。建物の佇まいや店内に漂う昔懐かしい空気も含めて、今では少なくなったドライブイン文化に触れられる場所です。下北半島を巡るドライブの途中で立ち寄り、ホタテをはじめとした土地の味を楽しめば、目的地へ向かうまでのひとときも旅の印象深い思い出になりそうです。

  • 肉鍋定食 900円
  • 焼肉定食 900円
住所 青森県むつ市中野沢字畑沢野29
電話 0175-26-2716

行く前に!見どころ&口コミをチェック

Retty

ドライブイン下北 – Retty(レッティ)

こちらは『ドライブイン下北(むつ/魚介・海鮮料理)』のお店ページです。実名でのオススメが2件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!…

温泉を満喫

よこはま温泉

青森県むつ市のお隣、上北郡横浜町にありますよこはま温泉は、地域の皆様に愛される日帰り温泉施設です。JR陸奥横浜駅から歩いて8分ほどの場所にあり、旅の途中にふらりと立ち寄るのにも大変便利な立地です。この温泉は、横浜町老人福祉センターに併設されており、地域の方々の健康を支え、憩いの場として親しまれてきました。清潔で機能的な施設は、訪れる人々を温かく迎え入れてくれます。

よこはま温泉の最大の魅力は、その豊かな泉質にあります。泉質はナトリウム塩化物泉と低張性アルカリ性低温泉で、湯冷めしにくいと評判です。体がじんわりと温まり、冷え性にお悩みの方には特におすすめの温泉水でございます。また、神経痛や慢性皮膚病にも良いとされ、訪れる人々の心身を癒してくれるでしょう。透明感のあるお湯は肌触りもやわらかく、心地よい湯浴みをお楽しみいただけます。

施設内には、温度の異なる二つの浴槽が設けられておりますので、お好みに合わせて湯加減を選べるのが嬉しいポイントです。熱めのお湯でしっかり体を温めるもよし、ぬるめのお湯でゆったりと過ごすもよし、それぞれの楽しみ方を見つけられます。浴槽の一部にはジャグジーも備わっており、ほどよい刺激が体を心地よくほぐしてくれるでしょう。

日頃の疲れを癒し、心身のリフレッシュに最適なサウナや、その後に体をきゅっと引き締める水風呂も完備しております。サウナは月曜日から金曜日は16時から、土曜日と日曜日は11時からご利用いただけますので、時間に合わせた訪問をおすすめいたします。お風呂上がりには、広々とした休憩室でゆっくりと過ごすことができます。ドライブや旅の疲れを癒したり、地元の方々との交流を楽しんだりするのも良い思い出になることでしょう。ご家族皆様で訪れて、心温まるひとときをお過ごしいただけます。日常を離れ、温泉の恵みに浸る時間は、きっと心に残る思い出となることでしょう。

  • 入浴料(大人1名) 350円
住所 青森県上北郡横浜町三保野57−8
電話 0175-78-6531

名物おからドーナツが人気の豆腐屋さん

吹越駅「湧水亭(ゆうすいてい)」

青森県上北郡横浜町にある湧水亭は、地元の皆様に長く愛されるお豆腐屋さんです。JR大湊線の吹越駅から歩いて7分から10分ほどの場所にあり、国道279号線沿いには大きな看板が見えてまいります。元々は小川豆腐店という名前で営業されていましたが、1992年に湧水亭と改名し、この地の豊かな湧き水と国産大豆を活かしたお豆腐づくりを続けていらっしゃいます。

湧水亭の一番の特徴は、お店の敷地からこんこんと湧き出る清らかな水を使ってお豆腐を作ることです。この冷たく澄んだ湧き水は、訪れる方が自由に飲むこともできるのですよ。お豆腐づくりに欠かせない恵みへの感謝を込めて、敷地内には吹越湧水神と水の神様である八大竜水神を祀る神社が1995年に建立されました。国産大豆と天然の本にがり、そしてこの特別な湧き水を用いて、一つひとつの工程にこだわりを込めてお豆腐を作られています。以前はスーパーなどにも卸していましたが、そのこだわりを直接お客様に伝えたいという想いから、現在は直売の形をとられています。

湧水亭で特に人気なのが、北海道産の良質な大豆と天然の本にがり、そして敷地内の湧き水で丁寧に作られる北の頑固どうふです。しっかりとした豆の味わいとずっしりとした重みが特徴の木綿豆腐で、そのまま冷奴で召し上がるのも大変おすすめです。また、鞍かけ豆という豆を使った鞍かけ豆とうふもございます。こちらは北の頑固どうふとは異なり、とても柔らかでほんのり甘い口当たりが魅力です。

そして、湧水亭の名物として広く親しまれているのが、お豆腐を作る際に出るおからを使って作られる卯の花ドーナツです。揚げたては熱々で、ふわふわとした軽い食感と素朴な甘さがたまらないと評判です。このドーナツを目当てに、遠方から訪れるお客様も多くいらっしゃいます。このほかにも、焼き豆腐や生揚げ、ゆば、素朴な味わいが楽しめるみそ田楽豆腐、豆乳、そして豆乳ヨーグルトなど、湧き水と大豆の恵みを活かした様々な加工品が店頭に並びます。店内では、お豆腐で作られた白玉が入った豆腐の白玉ぜんざいといった甘味も味わうことができ、ドライブの途中に立ち寄って、美味しいお豆腐料理やスイーツでひと息つくのも良いですね。冬の期間には、注文を受けてから揚げてくれる豆腐コロッケも楽しめるとのことです。

  • 卯の花ドーナツ 90円
  • ありがとうふ 120円
住所 青森県上北郡横浜町吹越97-1
電話 0175-78-2233

以前出会ったご家族と奇跡の再会!を果たした焼肉店

北野辺地駅「炭火焼肉 大番(おおばん)」

野辺地町で地元の食材を生かした焼肉を楽しめる炭火焼肉 大番は、炭火を囲みながら肉料理を味わえる地域密着型の焼肉店です。青森県上北郡野辺地町字野辺地158-1に店を構え、運営する有限会社平野家は2000年に設立されました。野辺地町や野辺地町観光協会でも町内の食事処として紹介されており、76人を収容できる店内と22台分の駐車場を備えています。野辺地駅からは車で5分ほどで、家族での夕食はもちろん、グループでゆっくり焼肉を囲みたいときにも立ち寄りやすい一軒です。

炭火焼肉 大番らしさが感じられるのは、肉だけではなく、焼肉を引き立てるタレや野菜、スープまで地元の味を大切にしていることです。野辺地町と観光協会の案内では、地元の野菜を使うほか、青森県産の「天間のにんにく」をタレやドレッシング、スープなどに取り入れていることが紹介されています。にんにくの産地として知られる青森らしさを、焼肉を中心とした食事の中で楽しめるのが魅力です。炭火で肉を焼く香ばしさに、にんにくを生かしたタレが重なり、野菜やスープを組み合わせながら食べ進められるよう工夫されています。

焼肉の中心となるメニューにはカルビハラミなどがあり、店内では肉の仕込みからカットまで行っています。炭火は肉の表面を香ばしく焼き上げながら、脂の風味を引き出してくれるため、カルビのような脂のある部位とも相性のよい焼き方です。しっかり肉を味わいたいときにはカルビ、赤身の旨みを楽しみたいときにはハラミと、好みに合わせて選びながら炭火を囲めます。焼肉店らしい肉料理だけに偏らず、厨房では冷麺やサラダなども手作りしていることが公的な求人資料から確認できます。

さらに、焼肉の合間に合わせたいキムチをはじめ、野菜を使ったサラダや冷麺など、口の中をさっぱりと整えてくれる料理もそろいます。とくに地元野菜と天間のにんにくを使った自家製の味づくりは、この店を訪れる楽しみのひとつです。炭火で焼く肉、青森らしいにんにくの風味、野菜をたっぷり取り入れた料理を一緒に味わえるため、旅先で土地の食材にも触れながら焼肉を楽しみたい方にも向いています。野辺地町を訪れた日の夕食に、家族や仲間と炭火を囲んでゆっくり過ごせる焼肉店です。

  • 牛タン塩(1人前) 1450円
  • カルビ(1人前) 1180円
住所 青森県上北郡野辺地町字野辺地158-1
電話 0175-64-1822

今晩の宿

松山旅館

青森県野辺地町で、旅の宿として長く親しまれてきた松山旅館は、野辺地駅のすぐ近くに建つ昔ながらの旅館です。1961年に現在の場所で創業し、現在は3代目へと受け継がれています。陸奥湾に面する野辺地は、かつて南部藩の商港として栄え、海と陸の交通が交わってきた町です。現在も下北半島へ向かう鉄道の玄関口であり、松山旅館も観光はもちろん、仕事や釣りなど、さまざまな目的で野辺地を訪れる人を迎えてきました。館内には和室が設けられ、駐車場は大型バスにも対応しています。エレベーターやスロープも整えられ、大きな荷物を持った旅行者や車椅子を利用する方にも配慮されています。

松山旅館の大きな魅力は、宿泊だけでなく、野辺地ならではの郷土料理を味わえることです。なかでも宿を代表する料理として紹介されているのがホタテづくしです。野辺地町は陸奥湾に面し、旅館では地元でとれたホタテを使った料理をはじめ、新鮮な山海の幸を取り入れた食事を大切にしています。長期滞在の場合には日替わりの献立も用意され、連泊する人が同じ料理ばかりにならないよう工夫されているのも、昔ながらの旅館らしい心配りです。ホタテづくしは宿泊客だけでなく、予約をすれば昼食として楽しめる場合もあります。

もうひとつ覚えておきたいのが、野辺地に伝わるけいらんです。名前から卵料理を想像しますが、野辺地のけいらんは、すまし汁にあんころもちを浮かべ、そうめん、椎茸、三つ葉などを合わせた郷土料理です。丸いあんころもちを鶏卵に見立てた料理で、かつては精進料理として食べられ、江戸時代に南部藩へ伝わったとされています。甘いあんを包んだ餅と澄んだ汁を組み合わせる、土地の食文化が感じられるひと品です。旅館で味わう場合は事前予約が必要なため、希望する際は早めに確認しておくと安心です。

食を通して町の歴史に触れられるのも松山旅館らしいところです。野辺地の名産品を盛り込んだ旦那衆弁当も手がけています。「旦那衆」とは、北前船の寄港地として栄えた野辺地の歴史を思わせる言葉で、町には1827年に廻船問屋の野村治三郎が建てた常夜燈が今も残っています。そんな港町の記憶と地元の味を結びつけた弁当は、単なる食事にとどまらず、野辺地らしさを感じさせてくれます。また、ひな祭りの時期には雛弁当が用意された実績もあり、宿泊、郷土料理、仕出しと幅広いかたちで地域の食文化を支えてきました。

華美なリゾートホテルとはひと味違い、土地に根づいた宿でゆっくり休み、陸奥湾のホタテや昔から伝わる料理に出会えるのが松山旅館の魅力です。野辺地駅から歩いて向かいやすいため、青い森鉄道で青森・八戸方面を旅するときはもちろん、JR大湊線を利用して下北半島へ向かう旅の拠点にも便利です。野辺地という町の歴史や食文化まで一緒に味わいたい方に、覚えておきたい宿です。

  • 素泊り 6000円
住所 青森県上北郡野辺地町中小中野39−2
電話 0175-64-4996

思い出の食堂で磯ラーメンと焼きイカ定食を満喫

「民宿 佐々木」

陸奥湾に突き出す夏泊半島の先端、大島を望む海辺に店を構える佐々木食堂は、平内町らしい新鮮な海の幸を味わえる食堂です。青森県東津軽郡平内町東田沢の夏泊崎にあり、すぐそばには橋を歩いて渡れる大島が広がります。青森放送でも夏泊崎のホタテ料理を楽しめる店として紹介されており、平内町の資料でも佐々木食堂の名を確認できます。かつては「民宿佐々木食堂」の名で知られ、釣り客を迎える食堂として始まったとされる店で、夏泊半島を訪れる人たちの食事処として長く親しまれてきました。現在も情報によって「民宿」の表記が残っていますが、食堂として利用されている店です。

佐々木食堂の大きな魅力は、目の前に広がる陸奥湾の恵みを生かした魚介料理です。平内町は陸奥湾のホタテ養殖で知られる土地で、夏泊半島を走る道も「夏泊ほたてライン」の愛称で親しまれています。店ではホタテを中心に、季節によってさまざまな海の幸を楽しめるのが特徴です。過去の紹介では、春のシャコやトゲクリガニ、夏の生ウニ、秋のヤリイカなど、その時季ならではの魚介を扱ってきたことも伝えられています。海のすぐそばで営まれてきた食堂だからこそ、観光地の海鮮料理店というだけではなく、夏泊の漁業と暮らしを身近に感じられる一軒です。

看板料理として知られているのがホタテ定食です。青森放送では「夏泊崎 新鮮ホタテの定食」として取り上げられ、店を代表する料理として紹介されています。別の紹介資料では、活ホタテを刺身や焼き物、佃煮など異なる食べ方で楽しめる内容とされており、ホタテそのもののおいしさをじっくり味わえる組み合わせです。平内町はホタテの町として知られているだけに、夏泊半島まで足を延ばしたなら、その土地らしさを感じる食事として選びたい一品です。

さらに、気軽にホタテを楽しめる串ホタテも、この店を語るうえで外せません。店先で味わえる素朴な一品で、テレビ番組のロケでも食べられたことで知られるようになりました。食事にはホタテ塩ラーメンなどホタテを使った麺料理も知られ、定食とは違った形で陸奥湾の味覚を楽しめます。ホタテ以外にも、その日の魚介を使った料理に出会えることがあり、季節を変えて訪ねる楽しみもあります。

食事の前後には、すぐ近くの夏泊半島 大島まで散策するのもおすすめです。夏泊崎から橋で渡ることができ、海に囲まれた景色を眺めながら歩けます。青森市街地などから向かう場合は半島の海岸線を長く走るため、時間には余裕を持って訪れたいところです。また、小さな海辺の食堂で、季節や漁の状況によって扱う魚介や料理が変わることも考えられます。遠方から佐々木食堂を目的に出かける際は、営業状況や希望する料理の有無を事前に確認しておくと安心です。夏泊の海を眺め、陸奥湾のホタテを味わうという、この土地ならではの旅を楽しませてくれる食堂です。

  • 磯ラーメン 1100円
  • 焼いか定食 1300円
住所 青森県東津軽郡平内町東田沢横峰68
電話 017-759-2032

浅虫温泉

辰巳館

青森市の浅虫温泉にある浅虫温泉 辰巳館は、1938年に創業した歴史ある温泉旅館です。長年にわたって旅人を迎えてきた宿で、昔ながらの温泉情緒を感じさせる木造の本館と、陸奥湾を望む新館が印象的です。海と温泉に恵まれた浅虫ならではの景色を眺めながら、日常を離れてのんびりと過ごしたい方に似合います。

館内を歩いていると目を引くのが、青森の水墨画家・鈴木正治氏による水墨画や彫刻の数々です。ねぶたや縄文文化を思わせる力強い作品が随所に飾られ、まるで小さな美術館を巡っているような気分で鑑賞できます。ロビーには女将が大切に育てている花や植物も飾られ、歴史を重ねた旅館らしい落ち着きの中に、やわらかな彩りを添えています。天候に恵まれた夜には、中庭に小型のねぶたが灯されることもあり、昼間とはひと味違った幻想的な光景に出会えます。

海側の客室から眺める陸奥湾の景色も、浅虫温泉 辰巳館に泊まる楽しみのひとつです。湾内に浮かぶ湯の島をはじめ、時間とともに表情を変えていく海を客室からゆっくり眺められます。なかでも夕暮れは美しく、津軽半島の方向へ傾いていく夕日が海を赤く染める様子は、浅虫温泉での滞在を印象深いものにしてくれます。

旅の疲れを癒やしてくれる温泉は、源泉かけ流しのお湯を楽しめます。男女それぞれに自然石を使った岩風呂の内湯と庭園風の露天風呂があり、開放感のある湯浴みを満喫できます。浅虫温泉の泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉で、無色透明のお湯です。ゆっくりと湯船につかりながら体を温めれば、観光や移動で疲れた体もほぐれていきます。

夕食では、陸奥湾をはじめ海に囲まれた青森らしく、新鮮な魚介を中心にした磯会席料理を味わえます。海の幸だけでなく、青森で育まれた食材が盛り込まれ、見た目にも季節を感じられる料理が並びます。客室で食事を楽しめるプランなら、周囲を気にせず自分たちのペースで味わえるのもうれしいところです。

料理のなかでも注目したいのが、青森県産のブランド牛を使った倉石牛の会席料理です。魚介だけではなく肉料理もしっかり楽しみたい方にうれしい内容で、青森の山海の恵みを一度に味わえます。さらに、目の前で火を入れるあわびの踊り焼きは、焼き上がるにつれて広がる磯の香りもごちそうのひとつです。熱々のあわびならではの食感と旨みを楽しめます。

青森らしい郷土の味を楽しむなら、ホタテの貝焼き味噌も見逃せません。大きなホタテの貝殻を器にして仕上げる料理で、味噌の風味とホタテの旨みが重なり、ご飯にもよく合います。食事と一緒に青森の地酒を味わうのも温泉旅行ならではの楽しみです。なかでも田酒など、県内で造られた日本酒を料理と合わせれば、青森の食文化をより深く感じられます。

海を眺める客室、趣のある館内、源泉かけ流しの温泉、そして青森の山海の幸を生かした料理と、浅虫温泉 辰巳館には温泉旅館らしい楽しみが詰まっています。浅虫温泉を散策したあとに湯につかり、夕暮れの陸奥湾を眺めながら土地の味覚を楽しむ時間は、青森を巡る旅のなかでも心に残るひとときになりそうです。

  • 日帰り入浴料(大人1名) 500円
住所 青森県青森市浅虫山下281
電話 017-752-2222

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浅虫温泉 辰巳館(たつみかん) – 宿泊予約は<じゃらんnet>

浅虫温泉 辰巳館(たつみかん)の宿泊・予約情報・2名税込29600円~。2023年12月28日 館内リニューアル!夕食の評価は高評価♪/じゃらんならお得な期間限定プランや直前割引情報が満載。当日/直前……

ゴール 日本一高い昭和大仏

昭和大仏

青森市郊外の自然豊かな桑原にある昭和大仏は、高野山真言宗の寺院青龍寺の境内に鎮座する大日如来像です。1984年に造立され、仏像そのものの高さは21.35m、台座を含めると27m、重さは約220t。青銅製の座像としては日本一の大きさを誇り、奈良の大仏や鎌倉の大仏よりも像高があります。頭には宝冠、胸には瓔珞などの装飾をまとい、両手は膝の上で「法界定印」を結んでいます。その姿は真言密教の根本経典のひとつ「大日経」に説かれる大日如来を表したものです。

昭和大仏の建立を発願したのは、青龍寺を開いた僧侶の織田隆弘です。戦後、青森で高野山青森別院を開いた織田隆弘は、自然に囲まれた桑原の地に大きな仏教の霊場を築くことを志しました。1978年に将来の境内となる土地を取得し、1982年には高野山東京別院の旧書院を移築。さらに1984年に昭和大仏を完成させました。大仏の胎内2階には戦没者慰霊の碑が祀られ、第二次世界大戦の犠牲者を弔うとともに、世界平和や仏教の興隆を願う思いが込められています。2024年には開眼から40周年を迎え、9月29日に大仏前で記念法要が営まれました。

大仏だけでなく、広い境内をゆっくり歩いて巡れることも青龍寺の大きな魅力です。なかでも目を引くのが、1996年に完成した五重塔です。青森を代表する木材である天然ヒバを使った木造建築で、高さは39m。境内の緑と調和した堂々とした姿は、大仏とはまた違った美しさを感じさせます。さらに儀式の中心となる金堂もあり、こちらの本尊も大日如来です。堂内では高野山に伝わる国宝を写した「阿弥陀聖衆来迎図」や、昭和大仏の原型を手がけた仏師江里宗平による「みかえり阿弥陀像」も見ることができます。

境内でひときわ鮮やかな朱色を見せる高野山青森別院にも注目です。もともとは1948年に青森市茶屋町で創建されましたが、境内が手狭になったことから、のちに青龍寺が整備された桑原へ移されました。現在のお堂は大師堂とも呼ばれ、真言宗の開祖である弘法大師空海を本尊として祀っています。2階は写経道場として開かれており、巨大な大仏を眺めるだけではなく、真言密教の文化に触れられる場所になっています。

昭和大仏を訪れる際は、大仏だけを見て帰るのではなく、五重塔、金堂、大師堂などを含めて境内全体を巡るのがおすすめです。青森駅からは路線バスで約45分、「昭和大仏」停留所を降りてすぐです。車の場合は無料駐車場も設けられています。開門時間は季節によって変わるため、冬季を含めて訪問前に最新情報を確認しておくと安心です。山を背に静かに座る巨大な大日如来と、青森ヒバを生かした伽藍が一体となった風景は、長い歴史をもつ古寺とはひと味違う、昭和から現代へ受け継がれてきた青森ならではの祈りの景色です。

住所 青森県青森市大字桑原山崎45
電話 017-726-2312

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