アートアクアリウム美術館 銀座
金魚と光、音、香り、日本の伝統文化を重ねた幻想的なアートを楽しめる、銀座の体験型美術館です。アートアクアリウム美術館 GINZAは、銀座三越新館8階にあり、2022年5月3日に開館しました。アートアクアリウムは2007年に「スカイアクアリウム」として始まり、その後、金魚を主役にしたアートへと発展してきました。東京では期間限定の催しを重ね、日本橋での美術館展開を経て銀座へ移り、現在は季節ごとに演出や企画を変えながら楽しめる施設となっています。銀座駅A7出口からすぐで、入場受付は銀座三越新館9階です。館内へは9階の銀座テラス側から入るため、初めて訪れる際は入口を確認しておくと安心です。
大きな特徴は、金魚を単に水槽で観賞するのではなく、水槽そのものの造形や照明、音楽、香りまで含めてひとつの作品として見せていることです。江戸時代から親しまれてきた金魚鑑賞の文化に、現代的な空間演出を組み合わせています。さらに建築家の隈研吾氏が手がけた竹とアクリルによるインスタレーションや、華道家の假屋崎省吾氏による花の演出、歌川国芳が描いた金魚や鯉の浮世絵など、異なるジャンルの表現と金魚を結びつけているのも見どころです。金魚の種類や姿そのものをじっくり眺める楽しみと、美術作品の中を歩くような感覚を一緒に味わえます。
2026年6月26日から9月30日までは夏のアートアクアリウム2026 −金魚と巡る、日本の夏−を開催しています。なかでも注目したいのが、新作の金魚屏風の間です。「金魚が描く江戸景色」をテーマに、屏風絵や歌川国芳の浮世絵を取り入れた映像と、高さ約2m、横幅約7mの屏風水槽を組み合わせています。さらに、直径約4.8m、高さ約2.5mという大きな作品超花魁 -結-も銀座に初登場しました。中心の水槽を16個の水槽が囲み、光と音を重ねながら華やかな江戸の世界を描き出します。伝統的なカットガラスと金魚を組み合わせた江戸切子品評では、水や光を通した江戸切子の細かな表情にも目を向けたいところです。
常設作品にも見応えがあり、2026年の来館者アンケートでお気に入り作品1位となった金魚の参道は、列柱のように水槽が連なる空間に光、音、香りを重ねた作品です。花々に包まれた水槽作品花魁花舞では、金魚の動きと華やかな花の装飾が溶け合い、館内でもひときわ艶やかな景色が広がります。また、丸みのある体と真珠を散らしたような鱗が特徴の「ピンポンパール」など、品種によって異なる金魚の姿を比べながら巡るのも楽しみ方のひとつです。
季節ごとに展示を大きく変える点も、この美術館ならではです。夏には風鈴や江戸文化を取り入れ、春から初夏には藤や紫陽花をモチーフにするなど、同じ場所でも訪れる時期によって印象が変わります。
| 住所 | 東京都中央区銀座4丁目6−16 三越新館 9階 |
|---|---|
| 電話 | 03-3528-6721 |
ホームページ
アートアクアリウムは、光・音・香のオリジナル演出で魅せる金魚アートの展覧会です。…
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