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川本屋茶舗は、横浜・伊勢佐木町で100年以上にわたり、日本茶や鰹節、海苔などを扱ってきた老舗の茶舗です。始まりは1897年、初代店主の川井タマが東京・新橋で「川本屋」の屋号を掲げたことにさかのぼります。1910年には2代目の川井太郎吉が、港町として活気づいていた横浜・伊勢佐木町で、お茶・鰹節・海苔を扱う専門店を開きました。1923年の関東大震災、1945年の横浜大空襲では店も大きな被害を受けましたが、そのたびに同じ街で営業を再開。2代目は英語を使って横浜港で貿易にも携わり、戦後は伊勢佐木町の復興にも力を尽くしたと伝わります。現在は5代目へと受け継がれ、伊勢佐木町6丁目で営業しています。
昔ながらのお茶屋という土台を大切にしながら、時代に合わせて新しい楽しみ方を加えてきたのが川本屋茶舗のおもしろさです。2023年には店舗をリニューアルし、日本茶に加えて店内工房で作る自家製の和スイーツにも力を入れています。なかでも注目したいのが、茶舗ならではの茶葉を生かした焼き菓子です。お茶を飲むだけでなく、お菓子として味わうことで香りやほろ苦さを楽しめるよう工夫され、伝統的な日本茶の専門店に若い世代も立ち寄りやすい雰囲気が加わりました。店内には茶香炉や健康茶、鰹節なども並び、横浜の昔ながらの商店文化と現代的なギフトショップの魅力が一緒に楽しめます。
代表的な自家製菓子が横濱いせぶらパウンドです。日本茶専門店ならではの発想から生まれたパウンドケーキで、宇治抹茶は宇治産の抹茶をたっぷり使い、日本茶と一緒に楽しめる濃厚な味に仕上げています。ほかにもほうじ茶、玄米茶、和紅茶、和の果実など、お茶屋らしい素材を取り入れた種類がそろい、季節に合わせた味も作られてきました。伊勢佐木町の街並みを描いたオリジナル缶の商品もあり、横浜らしい手土産を探したいときにも目を引きます。
もうひとつの名物がCHAGASHIショコラです。ガトーショコラを茶舗らしく仕立てた自家製菓子で、チョコレートのほか、宇治抹茶や自家焙煎ほうじ茶といった味が紹介されています。保存料や着色料に頼らず素材の持ち味を生かして作られ、濃厚なショコラとお茶の香りを組み合わせているのが特徴です。さらに本業のお茶では炭火茶、知覧茶、掛川茶などを扱い、健康茶や鰹節、海苔といった創業以来の商いにつながる品も大切にしています。100年以上の歴史を飾るだけでなく、「お茶屋だから作れるお菓子」へと商いを広げているところに、この店らしさがあります。伊勢佐木町を歩きながら昔ながらの横浜の商店を訪ねたい人にも、お茶やスイーツの横浜土産を選びたい人にも立ち寄りやすい一軒です。
| 住所 | 神奈川県横浜市中区伊勢佐木町6-146 |
|---|---|
| 電話 | 045-261-5995 |

創業明治年間 川本屋茶鋪(横浜 伊勢佐木町)|Kawamotoya-Brand
創業明治43年以来、5代続く老舗のお茶・健康茶・鰹節・海苔の専門店公式ホームページです。…