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山形県山形市の中心市街地、七日町にあるそば処 庄司屋 御殿堰七日町店は、江戸時代から受け継がれる手打ちそばを、風情ある街並みの中で味わえるそば店です。庄司屋の始まりは慶応年間。山形城三の丸の堀端で、そば茶屋として創業しました。現在も幸町に本店を構える山形を代表する老舗で、御殿堰七日町店は2010年に開店した唯一の直営支店です。歴史を感じさせる木造の建物に、すっきりとした現代的な店内が調和し、普段の昼食から旅先での食事まで、さまざまな場面で立ち寄れます。
代々守ってきたのは、「挽きたて・打ちたて・ゆでたて」の「三たて」を大切にするそば作りです。山形県産の「でわかおり」を中心に国産のそばの実を選び、石臼で自家製粉。使う分の粉を前夜から挽き、早朝にふるいにかけ、職人が手で打ち上げます。看板のといちそばは、そば粉10に対してつなぎ1の割合で仕上げる伝統のそば。粗挽きの粉を生かした香りと、しっかりしたコシ、噛むほどに感じられる甘みが特徴です。つけ汁にも土佐鰹の本節や利尻昆布を使い、本店と変わらぬ味を守っています。5代目の庄司信彦さんは東京の料亭やそば店で学び、ニューヨークでの勤務も経験。受け継いだ技に新しい視点を重ねながら、そば作りに取り組んでいます。
山形らしい一品を選ぶなら、木箱のような板にそばを盛り付ける板そばがおすすめです。力強い風味のそばをゆっくり味わえ、天ぷらを添えた板天も楽しめます。また、白く上品なさらしなそばは、そばの実の中心部から取れる粉を使った、繊細な甘みが持ち味。更科あいもり板そばなら、色も風味も異なる2種類を食べ比べられます。海老や季節の野菜の天ぷらと手打ちそばを組み合わせた天せいろも、お店を代表する料理のひとつです。
このほか、温かい鴨南蛮そばやなめこそば、そばを使った揚げそばがきなどもそろい、季節や好みに合わせて選べます。夜は山形の地酒と一品料理を楽しむ「そば前」の時間も魅力。晩酌セットを選び、おつまみや天ぷらを味わってからそばで締めくくるのも、この支店ならではの過ごし方です。
お店が面する七日町御殿堰は、山形城下を流れてきた歴史ある用水路を、2010年に石積みの水路として再生した場所です。せせらぎに沿って蔵や町屋風の建物が続き、街なかにいながら落ち着いた景色を楽しめます。店内の2階には水路を望める席もあり、季節ごとに変わる眺めも食事の楽しみのひとつ。専用駐車場はないため、車で訪れる場合は周辺の有料駐車場を利用します。食事の前後に七日町を散策しながら、山形のそば文化と城下町の面影に親しめる一軒です。
| 住所 | 山形県山形市七日町2-7-6 |
|---|---|
| 電話 | 023-673-9639 |

挽き、打ち、茹でて、150年。蕎麦を挽き、打ち、茹でる。それだけを5代つないできた職人の店でございます。言葉に尽くせぬ感謝を、これからも、蕎麦に込めてまいります。お喜びいただけましたら、幸甚の至りでご……

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