目黒雅叙園のルーツは、創業者・細川力蔵が、東京 芝浦にあった自宅を改築した純日本式料亭「芝浦雅叙園」
創業当時は、日本料理に加えて北京料理メインとし、お客様に本物の味を提供することにとことんこだわった高級料亭だった
より多くの人々に本格的な料理を気軽に食べてもらおうと1931年（昭和6年）庶民や家族連れのお客様が気軽に入れる料亭として目黒の地に誕生
お客様に目でも楽しんでもらおうと、芸術家たちに描かせた壁画や天井画、彫刻などで館内の装飾を施している
文雅叙情からその名を取り誕生し、やがて「昭和の竜宮城」と謳われ多くの人々に親しまれてきた

東京都指定有形文化財「百段階段」
ホテル雅叙園東京の前身である目黒雅叙園3号館にあたり、1935(昭和10)年に建てられた雅叙園で現存する唯一の木造建築
階段は厚さ約5cmのケヤキ板を使用。 階段で結ばれた各部屋はそれぞれ趣向が異なり、各部屋の天井や欄間には、当時屈指の著名な画家達が創り上げた美の世界が描かれている

ホテルは60室という限定された客室でありながら「和敬清心」をコンセプトに
茶室の侘び寂びに代表される精神性、自然への想いや光の演出など、落ち着いた空間となっている