築年を経た雁木町家を夫婦の夢を形にするためにリノベーションした店舗です。
手前を奥様が営むモダンでレトロなカフェ、そして奥をご主人が担当する本格的なそば処として活用するという、「二つの顔を持つ一軒の店」という珍しいスタイルが大きな特徴となっています。
カフェでは健康を意識した発酵食品を取り入れたメニューを提供し、そば処では一度閉店した名店の味が復活しました。

「カフェ マリキータ」は、奥様が担当する、昭和モダンな雰囲気が漂うカフェスペースです。内装は、一つひとつデザインの異なる椅子や、可愛らしい電灯など、奥様のこだわりが随所に光ります。また、店内に流れるクラシック、ジャズ、フォークソングなどの音楽や、本棚に並べられた健康、音楽、映画などの本を自由に手に取れることで、訪れる人々にゆったりとした癒やしの時間を提供しています。

この「なおじろう」、約9年前に上越市大和2丁目で2年間営業していたそば店の「復活」です。
木材をふんだんに使ったシンプルで落ち着いた空間で、カウンター5席、テーブル10席が設けられており、カフェのモダンな雰囲気とは対照的な、純和風の落ち着きがあります。
提供するのは、コシの強い手打ちの二八そばです。昆布やカツオのだしがしっかり効いた辛口のつゆが自慢で、ツルッとした硬めの食感のそばとの相性は抜群です。
特に、揚げたてサクサクの天ぷらが付いた「天ざる蕎麦」が人気を集めています。
そばも「発酵和ランチ」と同様に、限定15食となっているため、こちらも早めの時間帯の来店、または予約が安心です。