名古屋の玄関口である名鉄名古屋駅に直結した名鉄百貨店本館の9階に位置する文化洋食店は、地元に長年愛され続けている老舗の洋食店です。文化洋食店の本店は1983年に創業し、40年以上にわたり、洋食の王道を真面目に追求し続けている名古屋を代表する洋食ブランドの一つとして知られています。名鉄百貨店本館の店舗は、駅直結という利便性の高さから、お買い物や名古屋観光の際の食事処として幅広い世代に利用されています。店内は落ち着いた雰囲気があり、全席禁煙でバリアフリーにも配慮されているため、小さなお子様連れからご高齢の方まで、皆様が安心してゆっくりとお食事を楽しめる環境が整っています。

文化洋食店が提供するのは、手間ひまを惜しまずに作る「洋食の王道」の味です。このお店のこだわりは、看板メニューを支える一つひとつの調理工程に深く根付いています。中でも、洋食の味の決め手となるデミグラスソースは、じっくりと時間をかけてコトコト煮込み続けることで、深いコクと濃厚な旨味を持つ、お店ならではの特別な味わいに仕上がります。また、ハンバーグは毎朝フレッシュな状態で練り上げ、その日のうちに提供することにこだわっています。さらに、手間のかかる料理として知られるオニオングラタンスープは、なんと完成までに二日をかけるという、昔ながらの洋食店の真摯な姿勢が今も受け継がれているのです。こうした丁寧な仕事が、多くのリピーターを惹きつけてやみません。

このお店でぜひ味わっていただきたいのは、創業以来愛され続けている洋食の数々です。自家製デミグラスソースがたっぷりかかったデミグラスハンバーグは、その深いコクとジューシーなハンバーグの組み合わせが幅広い世代に大人気の一品です。また、昔ながらの味わいを受け継ぐオムライスも、リッチな風味とやさしい口当たりで、特にランチタイムに人気の高い定番メニューとして知られています。さらに、新鮮な素材にこだわった揚げ物メニューも充実しており、特に大ぶりなエビフライは、自家製のタルタルソースと合わせていただく上品な味わいが評判を呼んでいます。

手間ひまを惜しまない洋食の中でも、特に人気を集めるのがカニクリームコロッケです。濃厚なベシャメルソースにカニのうま味がぎゅっと詰まっており、お店の自慢の一品として累計40万食以上の販売実績を持っています。このカニクリームコロッケは、完成までに一日をかけるという丁寧な仕事ぶりからも、お店の味への強いこだわりが感じられます。また、上質な三河牛を贅沢に使用したビフカツも、素材の良さが際立つ一皿として食通の間で愛されています。このように、文化洋食店では、時代を超えて受け継がれる本格的な洋食の味を、アクセス便利な百貨店の中でゆったりと満喫することができます。