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オーストラリアの広大な大地、西オーストラリア州の北東部に**パーヌルル国立公園**はあります。この地は、その並外れた自然美と地質学的な価値から、2003年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。約24万ヘクタールの広大なエリアを持つこの国立公園は、かつて「地球最後の秘境」とも呼ばれ、1980年代にその独特な地形が西洋人に知られるまで、長く先住民のアボリジニだけが守り続けてきた場所です。公園の名前となっている「パーヌルル」も、この地に暮らしてきたアボリジナルピープル、ジジャ族の言葉で「砂岩」を意味していると言われています。
**パーヌルル国立公園**を象徴しているのが、その中心を南北に走る**バングル・バングル**山脈の奇岩群です。およそ2000万年以上の歳月をかけて風と雨に浸食されて生まれたこれらの岩山は、丸みを帯びた円錐状の形が、まるで蜂の巣のように見えることから「ビーハイブ(蜂の巣)」とも呼ばれています。この**バングル・バングル**の大きな特徴は、岩肌にくっきりと刻まれた赤と黒の美しい縞模様です。約3億5000万年前に隆起した砂岩層に、水の流れや風化、生物の作用が組み合わさって、この世にも不思議な光景を作り出しました。黒い縞は水分を多く含む砂岩にシアノバクテリアなどの微生物が繁殖して変色したもの、そして赤い縞は鉄分やマンガンを多く含む砂岩が乾燥して酸化した色と言われています。この縞模様のコントラストは、大地が気の遠くなるような時間をかけて作り上げた芸術です。また、この公園は、この地域に4万年以上住み続けたアボリジニの豊かな生活の跡も残しており、園内では古代の岩絵や埋葬地も見ることができます。
園内には、**バングル・バングル**の奇岩群を間近で体感できるいくつかの素晴らしいスポットがあります。その一つが、巨大な岩壁に囲まれた**カテドラル渓谷**です。天井のない自然の大聖堂のような壮大な空間は、光の差し込み方によって表情を変え、訪れる人を魅了します。また、別のエリアにある**ミニ・パームス渓谷**は、水の浸食で深く刻まれた谷間に、名前の通り小さなヤシの木が群生している様子が見られます。この**ミニ・パームス渓谷**では、岩の裂け目を通り抜けながら、渓谷の奥へ進むことができるため、探検気分も味わっていただけるでしょう。
**パーヌルル国立公園**を観光される際には、いくつかの注意点があります。この地域はアクセスが非常に難しいため、「オーストラリア最後の秘境」と呼ばれてきました。現在でも、陸路でアクセスするには、未舗装の道を長距離にわたって4WD(四輪駆動車)で走行する必要があります。そのため、周辺都市のカナナラやホールズ・クリークから出発する4WDツアーに参加するか、遊覧飛行やヘリコプターを利用して空から絶景を眺める方法が一般的です。特に、この公園には雨季(12月頃から3月頃)と乾季があり、雨季には雨水で道路が完全に寸断されて立ち入りが禁止されます。訪れる際は、必ず4月から10月頃の乾季を選び、最新の道路状況や天候情報を確認することが大切です。
| 住所 | オーストラリア 〒6770 西オーストラリア州 |
|---|---|
| 電話 | (08) 9168 7300 |
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