【温泉タオル集め旅】新潟・赤倉温泉 高原の緑迫る絶景露天『香嶽楼(こうがくろう)』#大久保佳代子 #川村エミコ #釈由美子 新緑露天SP 2026/6/20放送

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香嶽楼(こうがくろう)

新潟県妙高市にございます赤倉温泉 香嶽楼は、明治19年(1886年)に創業された歴史ある旅館です。小さな旅籠屋ばかりだった赤倉の地で、近代的な旅館としてその歩みを始めました。かつて信越線の開通工事を請け負った鹿島建設の棟梁、鹿島岩蔵さんが、赤倉の湯の魅力に感銘を受け、将来を見据えてこの旅館の経営に乗り出しました。旅館の名前は、名香山という地名から「香」の字を、そして山のいただきを意味する「嶽」と、ホテルを指す「楼」を合わせて名付けられたと伝えられています。豊かな自然に囲まれた妙高山の麓に位置する香嶽楼は、レトロな雰囲気とモダンな趣が心地よく調和した空間で、訪れる人々を温かく迎えてくれます。和室と洋室を合わせた38のお部屋があり、お一人おひとりの旅のスタイルに合わせて選ぶことができます。

香嶽楼の大きな魅力は、妙高山の北地獄谷から湧き出る源泉をそのままかけ流しで楽しめる温泉です。温度が52度の源泉は、加水も加温も循環も一切せず、湯の花もそのままに浴槽へ注がれています。湯量が限られているため、お風呂の大きさは控えめではございますが、この上質な源泉の恵みを存分に味わっていただくための、宿の深いこだわりが感じられます。泉質は硫酸塩・炭酸水素塩泉で、疲労回復はもちろんのこと、神経痛やリウマチ、皮膚病に良いとされており、お肌をしっとりすべすべにして長時間体を温めてくれるとも言われています。大浴場と露天風呂が男女別に備えられており、男性専用ではありませんのでご安心ください。

この宿は、多くの文人や名士に愛されてきた歴史も持っています。明治32年には、小説家の尾崎紅葉が香嶽楼に滞在し、妙高山から望む景色を「天下一」と称賛しました。その感動は紀行文「煙霞療養」として全国に紹介されています。また、日本近代美術の父とも呼ばれる岡倉天心も、明治39年にこの地を訪れ、「世界一の景勝の地」と激賞しました。天心はここに別荘赤倉山荘を建て、晩年を過ごした終焉の地としても知られています。北白川宮や徳川家達公爵をはじめ、有島武郎、徳冨蘆花、与謝野晶子、与謝野鉄幹といった著名な方々も滞在し、多くの歌が詠み残されたと伝えられています。館内には高い天井と暖炉の火がゆらめくロビーがあり、心地よいボサノヴァが流れる中、図書室でお気に入りの写真集を手に、ゆったりとした高原の時間を過ごすことができます。

香嶽楼のお食事は、地元新潟県上越で生まれ育った板前さんが、幼い頃から親しんできた地元の旬の素材を大切に使い、心を込めて作られています。妙高の恵みをふんだんに取り入れた会席料理は、その時々で一番美味しいとされる食材が用いられ、訪れる人々に喜ばれています。

お料理の一例としては、摘みたてのみょうがやクレソンといった香り高い山菜、手打ちのそばがき、地元名産の越の丸ナス、そして山菜たっぷりの笹寿し、具だくさんの味噌汁などがございます。また、高原で育ったトマトとナスを使い、越後味噌とチーズで香ばしく焼き上げた高原トマトとナスのチーズグラタンも、高原野菜の力強い美味しさが感じられる一品として知られています。旬の恵みをふんだんに使った、心温まるお料理の数々は、温泉とともに旅の思い出を豊かに彩ってくれることでしょう。

  • 日帰り入浴料 800円
住所 新潟県妙高市赤倉115
電話 0255-87-2036

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