【ナニコレ珍百景】9万人待ちの神戸牛コロッケ名産神戸肉 旭屋『神戸ビーフコロッケ極み』2026/11/8放送

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2026/11/8放送

兵庫県高砂市伊保港町に本店を構える名産神戸肉 旭屋は、1926年(大正15年)創業の神戸牛専門店です。神戸牛や但馬牛を中心に、厳選した精肉や手作りの惣菜を販売しています。長年にわたって培ってきた目利きと品質へのこだわりが特徴で、全国から注文が集まる人気店としても知られています。なかでも、数十年待ちという驚きの予約状況で話題になっているのが、看板商品の神戸ビーフコロッケ「極み」です。

現在の店主は3代目の新田滋さん。幼い頃から父親とともに牧場や牛の競り市に足を運び、牛肉を見極める知識を身につけてきました。1994年に家業を引き継いでからも、先代が築いた生産者との信頼関係を大切にしています。神戸牛の仕入れでは、店主自ら神戸西部市場の競りに参加し、信頼できる農家が育てた牛を一頭単位で買い付けています。飼育環境や餌、月齢なども確認し、納得できる牛肉だけを選ぶ姿勢を貫いています。

神戸ビーフコロッケ「極み」が誕生したきっかけは、1999年に始めたインターネット通販でした。当時は高級な神戸牛をオンラインで購入することに抵抗を感じる人も多く、まずは旭屋の肉のおいしさを知ってもらおうと考案されたのが、このコロッケです。一般的なコロッケとは異なり、神戸牛のカルビやロースの食感を楽しめるよう、牛肉をサイコロ状にカットして使用。精肉店ならではの発想から生まれた商品が口コミなどを通じて広まり、やがて長期間の予約待ちを生む人気商品へと成長しました。

神戸ビーフコロッケ「極み」には、A5等級の3歳雌牛の神戸ビーフを使用しています。ひき肉ではなく、大きめの角切り肉を加えることで、牛肉そのものの食感と豊かな旨みを楽しめる仕上がりに。じゃがいもにも徹底してこだわり、地元の契約農家が育てた「レッドアンデス」という品種を採用しています。赤い皮と黄金色の果肉が特徴のじゃがいもで、収穫後は専用の冷蔵庫で約60日間追熟させ、自然な甘みを引き出しています。

コロッケ作りは手間のかかる工程の連続です。水分を含んだじゃがいもと柔らかな神戸牛を組み合わせた生地は崩れやすいため、職人が一つひとつ丁寧に成形します。その後、一晩寝かせてからパン粉を付け、揚げる前の状態で冷凍して発送。家庭で揚げたてを楽しめるよう、商品には牛脂も添えられています。サクサクとした衣の中に、じゃがいものほくほくした食感と神戸牛の濃厚な旨みが詰まった、素材の持ち味を楽しむコロッケです。

その人気は年々高まり、2021年には約27年待ち、2022年には約30年待ちとして話題になりました。現在も数十年単位の予約待ちが続いており、公式通販の商品案内では約46年待ちと表示されています。厳選した神戸牛を使い、手作業で製造するため、生産数は1日200個に限定されています。なお、神戸ビーフコロッケ「極み」はインターネット通販限定の商品で、高砂市の本店や神戸北野店では購入できません。原材料の調達状況などによって出荷が遅れる場合もあるため、注文時には最新の案内を確認しておきたいところです。

旭屋では、ほかにも神戸牛のおいしさを生かした惣菜を手がけています。神戸ビーフプレミアコロッケは、神戸牛とじゃがいもの風味を大切にした人気商品で、高砂店や神戸北野店の店頭でも購入できます。また、神戸牛ミンチカツは、サクサクの衣とジューシーな牛肉の味わいが魅力です。神戸市中央区の神戸北野 旭屋精肉店では、熟成神戸牛と甘みの強い野菜を組み合わせた神戸ビーフコロッケ「極み」神戸北野熟成プレミアムも販売しています。

創業から100年を迎えた名産神戸肉 旭屋。神戸牛の品質を見極める確かな目と、素材の魅力を引き出す丁寧な手仕事が、長く愛される理由です。神戸ビーフコロッケ「極み」は、神戸牛のおいしさをもっと多くの人に知ってほしいという店主の思いから生まれた、旭屋を象徴する一品です。

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