【ドランク塚地のふらっと立ち食いそば】東京・亀有 創業50年 家族で営む人情たっぷりそば『立ち喰いそば 鈴しげ』2025/9/1放送

   
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亀有駅「立ち喰いそば 鈴しげ」

亀有で50年以上続く、家族経営の立ち食いそば店です。JR亀有駅北口から歩いて2〜3分ほど、亀有公園の向かいに店を構える立ち喰いそば 鈴しげは、1975年10月に創業しました。もともとボイラーの営業マンだった鈴木金一郎さんが会社員を辞め、実家の1階を使って始めたのが原点です。店名の「鈴しげ」は、鈴木さんの名字と妻・しげ子さんの名前を組み合わせたもの。夫婦で切り盛りする店に、1993年から息子の一重さんも加わり、親子で暖簾を守ってきました。2014年には耐震工事に伴う休業と店舗のリニューアルを経ています。2025年には創業50年を迎え、亀有の街で半世紀にわたって親しまれる一軒となりました。

鈴しげを語るうえで欠かせないのが、店内で仕込む天ぷらです。創業したばかりの頃は近所の惣菜店から天ぷらを仕入れていましたが、取引が終わったことをきっかけに、しげ子さんが自ら揚げるようになりました。当初は千葉・九十九里にあった畑の野菜を店まで運んで使っていた時期もあったそうです。現在も天ぷらの仕込みをしげ子さんが担い、素材ごとに下ごしらえを重ねています。定番だけでなく旬の野菜を取り入れるのも特徴で、三つ葉、明日葉、セリ、わさび菜、ケールなどが季節の天ぷらとして登場してきました。こうした季節感のある一品が、昔ながらの立ち食いそばに小さな楽しみを添えています。

看板役となっているのは、種類豊富な天ぷらをのせたそばです。かき揚げをはじめ、春菊天、ごぼう天、にんじん天などの野菜天に加え、えび天、いか天、あじ天なども揃います。天ぷらは衣を軽く仕上げ、つゆに浸してもサクッとした食感がほどよく残るのが持ち味です。そばのつゆは、だしとかえしのバランスを大切にした味わい。揚げたての衣につゆが染み込むにつれて食感が変わり、天ぷらとそばを一緒に楽しめます。

なかでもゲソ天は、少し厚めの衣につゆを含ませて味わえる一品です。野菜の香りを楽しみたいなら三つ葉天など、その時季の季節の天ぷらも見逃せません。そばだけでなくカレーを組み合わせた食事も用意され、さっと食べたい朝や昼にも立ち寄りやすい店です。「立ち喰いそば」という名前ですが、細長い店内にはカウンターが設けられています。朝6時から暖簾が掛かり、家族が厨房でそれぞれの仕事をこなす昔ながらの風景も鈴しげらしさのひとつです。亀有公園には「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の両津勘吉像もあり、亀有散策の途中で、この街の日常に根づいた一杯を味わえる店です。

  • あじ天そば 470円
  • みつば天 120円
住所 東京都葛飾区亀有5-44-5
TEL 03-3620-3525

行く前に!見どころ&口コミをチェック

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