詩人・書家として知られる相田みつを氏の作品を展示する、心静かに自分と向き合うための空間です。
那須高原の豊かな緑と光に包まれながら、作品が伝える「いのち」のメッセージを感じ取ることができます。
那須の自然環境との調和を第一に考えられており、周囲の景色を巧みに取り込むように設計されています。大きな窓からは那須の木々や青空が見え、作品の前に立つと、まるで自然の中で直接みつを氏の言葉と出会っているかのような感覚に陥ります。展示されている作品は、「にんげんだもの」に代表されるおなじみの言葉から、直筆の書、陶芸作品、そして詩など多岐にわたります。それらの作品一つひとつが、照明や空間構成によって際立っており、文字や言葉が持つ力、そして相田みつをの人生哲学が静かに心に響いてきます。