千葉県船橋市の塚田駅から少し離れた住宅街で、地元の方々に長年愛されているのがごはんの時間 丸よしです。定食屋でありながら居酒屋のメニューも揃うこのお店は、お食事の時間を楽しく豊かに過ごしてほしいという想いから、その名がつけられました。1998年の創業以来、めんちかつと日替わりの献立が看板として、多くのお客様に親しまれています。

ごはんの時間 丸よしの一番の特徴は、その名物であるめんちかつです。こちらは、現在の店主さんの先代から受け継がれてきたこだわりの味を守り続けています。その日挽いた新鮮な豚肉を丁寧に手ごねで混ぜ合わせ、粗めの生パン粉をまとわせてサクッとジューシーに揚げた一品です。さらに、味付けの要となるのは、なんと50年もの間継ぎ足されてきた自家製の秘伝しょうゆです。このしょうゆでしっかり味付けされているため、ソースをかけなくてもそのまま美味しく召し上がっていただけるように工夫されています。また、地域への愛情も深く、人気の高いホンビノス貝は、地元船橋港の村政丸さんから新鮮で肉厚なものを直接仕入れています。お米にもこだわり、安心して食べていただけるよう、農薬の使用をできる限り抑えた鴨川産のコシヒカリを厳選して使っています。

お昼は定食を求めるお客様でにぎわい、夜は居酒屋として利用されることも多い丸よしは、めんちかつの他にも多彩なメニューでお客様を迎え入れています。たとえば、麺類では具材たっぷりの丸よし自慢タンメンや、北海道の味覚を取り入れた札幌味噌ラーメンなども人気があります。定食メニューでは、秘伝の味付けが施されたとり唐揚げや、タルタルソースがたっぷりかかったチキンフィレタルタルカツ、定番のアジフライやサバフィレ塩焼きといった、揚げ物や焼き魚といった人気のおかずが揃っています。

特に魚介メニューは豊富で、めんちかつと並ぶ名物として、本マグロ入りネギトロ丼なども高い人気を集めています。また、旬の味覚を大切にしており、季節によって変わる日替わりメニューも、お店を訪れる楽しみのひとつです。たとえば、冬の寒い時期には、大ぶりで食べ応えのあるカキフライが登場し、手作りタルタルソースと共に提供されることがあります。丸よしは、家族や友人との食事のひとときに、心温まる美味しい料理とおもてなしで、訪れる人を笑顔にしてくれる場所です。