国産キャビアの奥深い魅力を堪能できる、珍しい専門店が国産キャビア専門 蝶鮫屋 東京店です。内幸町や銀座、有楽町、新橋といった都心の駅からも歩いて行ける、歴史ある煉瓦アーチが美しい「日比谷OKUROJI」の一角に、2024年8月にオープンしました。このお店は、中国山地の豊かな自然が育んだ岡山県新見市産のキャビアに特化し、その類まれな品質と味わいを伝える役割を担っています。

こちらで扱っているキャビアは、清らかな硬水が流れる新見市の環境で大切に育てられたチョウザメから採れた「新見フレッシュキャビア」という逸品です。一般的に流通している輸入キャビアの多くが加熱殺菌され塩分が多いのに対し、この「新見フレッシュキャビア」はキャビア本来の風味を活かすために「非加熱」で「塩分控えめ」に製造され、瞬間冷凍で新鮮な旨味を閉じ込めているのが最大の特徴です。その結果、口に含むと濃厚な旨味が「とろり」と広がり、従来のキャビアのプチプチとした食感とは違う、柔らかく繊細でクリーミーな味わいを楽しめます。まるで生チョコレートのように溶ける上質な口どけは、キャビアの概念を塗り替えるような体験です。

お店では、この自慢のキャビアを、和洋酒との素敵なペアリングとともに提供しています。特に、キャビアをそのまま楽しむためのキャビアスプーンセットは、その繊細な味わいを純粋に堪能できるため人気を集めています。また、キャビアと並んでお店の顔になっているのが、チョウザメそのものを使った独創的な創作料理です。チョウザメはかつてヨーロッパでは皇帝の魚、すなわち「エンペラーフィッシュ」と呼ばれていた高級魚で、その身は淡泊でありながら深い旨味があり、様々な調理法で魅力を発揮します。

他にも、キャビアと相性の良い牡蠣とキャビアを組み合わせた牡蠣＆3種キャビアのプレートセットなど、豪華なメニューも用意されています。キャビアの食べ比べができる3種キャビアのプレートセットもあり、種類ごとの味わいの違いを楽しめます。さらに、驚きと喜びに満ちたデザートとして、キャビアを贅沢に添えたキャビアアイスも提供されており、食後の特別なひとときを演出してくれます。キャビアの美味しさを再発見させてくれるお料理の数々と、都会の喧騒を忘れさせてくれるような落ち着いた空間で、心静まる贅沢な時間をお過ごしいただけます。お土産や贈答品として、オリジナルのキャビアやキャビアバターの販売も店頭やオンラインショップで行っており、ご自宅でも最高級の味を楽しめるのも魅力です。 802文字。