【有吉くんの正直さんぽ】遊びにあふれる専門店『奥野かるた店』神保町エリア 2026/9/26放送

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奥野かるた店

神田神保町で、かるたや百人一首をはじめ、日本の昔ながらの室内遊びに出会える専門店が奥野かるた店です。1921年に「奥野一香商店」として東京・芝田村町、現在の西新橋周辺で創業しました。店のルーツをたどると、将棋棋士で駒師でもあった初代・奥野一香こと奥野藤五郎につながり、その息子の徳太郎が商いを始めています。戦災による一時休業を経て、1952年に神田の書籍問屋街で営業を再開し、1958年には神保町1丁目へ移転しました。1979年に現在の神田神保町2丁目へ移り、屋号を奥野かるた店として一般客への販売を広げています。2021年には創業100年を迎えた、神保町らしい歴史を持つ老舗です。おくのかるた
店内には百人一首、いろはかるた、花札といった日本の遊びに加え、トランプ、国内外のカードゲーム、すごろく、囲碁、将棋、麻雀、チェス、パズルなどが並びます。単に昔のおもちゃを扱うだけではなく、大人と子どもが世代を越えて一緒に遊べる品を大切にしてきたのも、この店ならではの魅力です。メーカーとしてオリジナル商品の開発にも取り組み、1989年には漢字の偏と旁を組み合わせて遊ぶ漢字博士No.1を発売しました。遊びながら自然に文字や知識へ触れられる商品が多く、本の街・神保町を歩く途中に立ち寄ると、書店とはまた違った「学ぶ楽しさ」に出会えます。おくのかるた
なかでも知られているオリジナル商品が魚魚あわせです。魚を題材に、遊びながら漢字にも親しめるかるたで、絵柄や発想も評価され、グッドデザイン賞を受賞しています。地域ごとのシリーズも作られており、かるたという伝統的な遊びに、魚や漢字を知る楽しさを重ねた奥野かるた店らしい商品です。また、競技かるたに関心がある人には小倉百人一首の品ぞろえも見逃せません。一般社団法人全日本かるた協会の案内でも、百人一首をはじめ、囲碁や将棋、麻雀牌、花札、トランプ、オリジナルカードゲームまで幅広く扱う店として紹介されています。全日本かるた協会
もうひとつ注目したいのが、店舗2階の小さなカルタ館です。1995年に2階で珍しい品の販売や教室を始め、2009年にギャラリーへ改装しました。かるたにまつわる原画展や企画展などが開かれ、2025年には約90年前に作られた戦前の「日本地理かるた」を紹介する展示も行われました。さらに落語会神保町かるた亭や郷土かるたに関する催しの会場にもなり、2026年6月には日本郷土かるた協会による「郷土かるた会議2026」も開かれています。商品を買う場所だけではなく、かるたを文化として伝える小さな拠点になっているところが、この店のおもしろさです。おくのかるた
奥野かるた店は神田神保町2-26にあり、神保町駅A4出口から白山通り沿いを歩いて約3分です。現在の公式案内では営業時間は12:00〜17:00、定休日は第2・第3日曜日と毎週月曜日で、月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日が休みとされています。展示や催しは開催期間や時間が通常営業と異なる場合があるため、小さなカルタ館も目的にするなら、出かける前に最新情報を確認しておくと安心です。古書店巡りと合わせるのはもちろん、子どもと一緒に日本の遊びを探したり、神保町らしい少し変わったお土産を選んだりする場所としても楽しめます。

住所 東京都千代田区神田神保町2丁目26
電話 03-3264-8031

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