【サウナを愛でたい】外観から個性的な印象が伝わる『フタバ湯』2026/10/24放送

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旭川 フタバ湯

北海道旭川市春光7条5丁目にあるフタバ湯は、昔ながらの町の銭湯の親しみやすさと、こだわりのサウナを楽しめる公衆浴場です。地域の人々に親しまれてきた銭湯でありながら、フィンランド式サウナや地下水を使った水風呂など、サウナ好きにも魅力的な設備が整っています。利用者の声を取り入れながら改良を重ねてきた、個性豊かな銭湯です。

現在の店主は、もともとフタバ湯の常連客だった加地経郎さんです。メカニックとして働いていた加地さんは、銭湯が閉店するという話を聞き、2005年に前経営者から経営を引き継ぎました。その後、建物の老朽化に伴って2013年に建て直し、設備の充実を図ってきました。妻の信子さんとともに地域に根ざした営業を続け、2025年6月には、生活衛生優良店舗を対象とする旭川市の健康保健表彰を受賞しています。

フタバ湯の大きな魅力は、店主が利用者の要望を取り入れながら作り上げてきたサウナです。加地さん自身はサウナ愛好家ではありませんが、利用者の意見に耳を傾け、より快適に過ごせる環境づくりに取り組んできました。2022年11月には新たなサウナ小屋を増設。サウナ室の座面の高さや天井との距離にも特徴があり、心地よく汗を流せる空間となっています。

特に知られているのが、ほうじ茶ロウリュです。熱したサウナストーンにほうじ茶をかけることで蒸気が立ち上り、香ばしいお茶の香りが室内に広がります。一般的な水を使ったロウリュとは異なり、香りも楽しめるのが特徴です。加地さんはロウリュの仕組みを考える際、北海道の郷土料理でおなじみのジンギスカン鍋から着想を得たそうです。身近な道具からアイデアを生み出す発想にも、店主の個性が感じられます。

サウナで体を温めた後は、地下水をかけ流した水風呂へ。旭川の地下から汲み上げた水を使っており、季節によって水温が変化します。増設されたサウナ小屋には休憩スペースや壺型の水風呂も設けられ、温冷浴を楽しめるよう工夫されています。サウナと水風呂を行き来しながら、自分のペースで休憩できるのもうれしいところです。

浴室には人工ラジウム温泉も備わり、サウナを利用しない人も銭湯ならではの入浴を楽しめます。かつては地下水に北海道長万部町の二股ラジウム温泉の湯の花を加え、薪でお湯を沸かしていました。使われなくなった木製パレットを燃料として活用するなど、身近な資源を無駄にしない工夫も行われてきました。

フタバ湯は、入浴施設としてだけでなく、地域の交流を支える場所としても親しまれてきました。以前は近隣の春光台地区に暮らす高齢者のためにマイクロバスで送迎を行ったほか、夏には駐車場を使ったビアガーデンや屋台の催し、野菜市場などを開催。2016年には地元のそば店と協力して納涼ビアガーデンを開き、近所の住民や家族連れが集まりました。こうした活動からも、地域の人々とのつながりを大切にしてきた様子が伝わってきます。

営業時間は15時から22時までで、定休日は月曜日です。駐車場は15台分が用意され、公共交通機関では道北バスの春光6条4丁目停留所から徒歩約4分。サウナの利用には入浴料とは別の料金がかかり、専用サウナマットの購入またはレンタルが必要です。ロウリュや設備の利用状況は変更されることがあるため、訪問前に確認しておくと安心です。

地域の暮らしに寄り添う銭湯の温かさと、利用者の希望から生まれたサウナの楽しさ。その両方に触れられるフタバ湯は、旭川で町の銭湯文化を味わいたい人にも、個性的なサウナを訪ねたい人にもおすすめの場所です。

住所 北海道旭川市春光7条5丁目22
電話 0166-53-4055

ホームページ

公式サイト

フタバ湯

旭川市春光7条5丁目2-22…

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