佐野駅「いもフライ 岡本」
栃木県佐野市大橋町にあるいもフライ 岡本は、佐野市のご当地グルメとして親しまれているいもフライの専門店です。昔ながらの素朴な味を大切にしながら、ジャガイモのホクホクとした食感と、甘口ソースのおいしさを楽しめる串揚げを作っています。佐野市では、いもフライはおやつや軽食として長く親しまれてきた食べ物。地元の食文化を気軽に味わえるお店のひとつです。
いもフライ 岡本を始めたのは、店主の岡本さんが54歳のとき。2009年にテレビ番組で紹介された際には、67歳になった岡本さんが店を切り盛りしていました。なかでも力を注いだのが、いもフライのおいしさを左右するソース作りです。ジャガイモ本来の風味を生かしながら、子どもにも喜ばれる甘口の味を目指し、地元の半久食品の半田さんに相談。いもフライに合う特製ソースを作り上げました。
ソースだけでなく、揚げ物に使う鉄鍋を特注し、衣に使用する小麦粉も品質を重視して選ぶなど、細かな部分まで工夫を重ねてきました。身近なおやつだからこそ、素材や調理方法をおろそかにしない姿勢が、いもフライ 岡本の特徴です。かつては学校帰りの子どもたちが立ち寄る店としても親しまれ、地域の日常に溶け込んできました。
看板商品のいもフライは、ジャガイモのやさしい甘みと、もっちりとした柔らかな衣が特徴です。佐野市で親しまれているいもフライは、蒸したジャガイモを食べやすい大きさに切り、竹串に刺して衣をつけ、油で揚げるのが基本的な作り方。いもフライ 岡本では、衣の食感と甘口ソースの組み合わせを大切にしています。ソースが衣に絡み、ジャガイモのホクホク感と一緒に楽しめる、どこか懐かしい味わいです。
もうひとつのメニューとして知られるのがウィンナーフライです。ウィンナーを衣で包んで揚げた串物で、ジャガイモが主役のいもフライとは異なる味わいを楽しめます。また、焼きそばも販売されており、いもフライとともに佐野らしい軽食を味わえるのも魅力です。焼きそばは販売日が限られるため、訪れる際には確認しておくと安心です。
そもそも佐野のいもフライは、佐野市で生まれたとされる郷土の味です。串に刺したジャガイモを揚げ、ソースを絡めるという手軽な食べ物で、長年にわたっておやつや家庭のおかずとして親しまれてきました。市内には数多くの専門店があり、衣の厚さや食感、ソースの甘みなどに、それぞれのお店の個性が感じられます。2024年度には文化庁の「100年フード」のうち、「未来の100年フード部門」に認定され、次の世代へ受け継ぎたい地域の食文化としても注目されています。
佐野市を訪れたら、佐野ラーメンとともに味わっておきたいのが、このいもフライです。いもフライ 岡本は、特製ソースと衣に込められた店主のこだわりを通して、佐野の食文化に触れられる一軒。
- いもフライ 1本 120円
| 住所 | 栃木県佐野市大橋町1136-7 |
|---|---|
| 電話 | 0283-21-0320 |