【寺門ジモンの取材拒否の店 2026新春】インドシナ料理 蔵前『 Indochinoise (アンドシノワーズ)』2026/1/1放送

 
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蔵前駅「Indochinoise(アンドシノワーズ)」

東京の蔵前駅のほど近く、昔ながらの雰囲気が残る鳥越神社のそばのビル4階に、静かに扉を開くレストラン、Indochinoise(アンドシノワーズ)があります。こちらは2014年にオープンして以来、知る人ぞ知る名店として、食通たちを魅了し続けている完全予約制のお店です。提供するのは、ベトナム、ラオス、カンボジアといった旧フランス領インドシナの古典料理と、それに合うお酒たちです。異国情緒あふれる空間で、貴重な食体験ができる場所として人気を集めています。

お店が入るビルは一見すると昭和の趣がありますが、入り口が少しユニークです。1階にあるカフェの店内を通らせてもらい、階段で4階へと上がると、そこにはシックでアンティーク調の落ち着いた空間が広がります。オープンな造りになっていて、肩肘張らずゆったりとした時間を過ごせるのが魅力です。店名にもあるように、かつてフランスの支配下にあった「インドシナ」の食文化を深く掘り下げ、それぞれの国の伝統的なレシピを大切に守りながらも、現代に洗練されたコース料理として味わわせてくれます。日本ではなかなか出会えない、歴史と文化が息づく料理の数々に出会えるのが、このお店の最大の特徴です。

たとえば、南部ヴェトナムの代表的な和えものの一つ、ゴイ・バップ・チューイはぜひ味わっていただきたい一品です。香ばしく焼かれた鶏肉と、シャキシャキとした食感のバナナの花のつぼみが使われ、酸味とハーブの香りが食欲をそそる豊かな味わいです。また、北部ヴェトナムのハノイの郷土料理である、太平洋カジキのチャーカーも人気があります。こちらはカリッと焼き上げられたカジキが、ディルなどのハーブやニョクマムを効かせた風味豊かなソースと組み合わされ、記憶に残るおいしさです。

さらに、ラオスの食文化を伝える料理も見逃せません。中部ラオス式の白身魚のラープは、フレッシュなハーブとガランガル(タイの生姜)の香りが効いた、複雑で奥深い味わいです。付け合わせのライスは、カンボジアで手に入れたという竹細工のお櫃に入れられたジャスミンライスが用意されるなど、細部にまでこだわりが感じられます。お料理以外にも、インドシナの華僑が伝えたとされる蜆のスープなど、多様な食の歴史が交差するこのエリアならではの一皿も楽しめます。デザートには、午後のサイゴンの情景を思い起こさせるというココナッツプリン 生姜シロップがあり、食後の口当たりを優しく締めくくってくれます。どの料理も異国の文化を感じさせながら、日本人の舌にも馴染むような丁寧な仕上がりで、食を通してインドシナの旅をしているような気分になれます。単なるエスニック料理という枠を超えた、特別な時間と食体験を求めて、多くの人がこの蔵前の隠れ家を訪れています。

  • 旧仏領インドシナ古典料理コース
    ・カンボジア式 水蛸とハーブの和えもの
    ・南部ヴェトナム式 ゴイ・バップ・チューイ
    ・カンボジア式 焼きプラホーク
    ・北部ヴェトナム式 太平洋カジキのチャーカー
    ・中部ラオス式 白身魚のラープ
    ・インドシナ華僑式 蜆のスープ
    ・ココナッツプリン 生姜シロップ
住所 東京都台東区鳥越2-3-4 篠田梅村共同ビル 4F

ホームページ

公式サイト

Indochinoise | アンドシノワーズ

日本とインドシナ(ベトナム・カンボジア・ラオス界隈)を行き来しながら、インドシナの料理を食べ、作っています。…

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