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愛川町半原で、洋食から中華、丼物まで幅広い家庭料理を味わえる昔ながらの大衆食堂です。花屋食堂は、県道沿いで地域の食事処として長く親しまれてきました。2022年ごろの提携協力店紹介では創業65年とされており、昭和の時代から半原の暮らしとともに歩んできたことがうかがえます。気取った専門店ではなく、その日の気分に合わせて定食や麺、丼物を選べるメニューの幅広さが持ち味です。店舗は愛川町半原4184-2。愛川町北部の宮ヶ瀬ダムや県立あいかわ公園方面へ出かける際にも立ち寄りやすく、地域を巡るドライブの途中で普段着の町の味に触れられる一軒です。
花屋食堂ならではの楽しみとして知られるのが、不定期で作られる手作りドーナツです。店主のお子さんがドーナツを作ったことをきっかけに、店でも試作を重ねて商品へ育てていったという、家族のエピソードから生まれました。ふんわりと揚げるイーストドーナツと、米粉を使って焼き上げる焼きドーナツがあり、あんこ、チョコレート、温州みかんなど、その時々の素材を取り入れながら味を変えています。食堂の定番料理だけでなく、こうした手作りのお菓子まで店から生まれているところにも、料理を楽しみながら工夫を重ねてきた店らしさを感じられます。
食事でまず注目したいのはカツ丼です。甘じょっぱい味付けを生かした親しみやすい丼で、町の観光情報でも人気料理として紹介されています。地域企画では特製かつ丼として取り上げられたこともあり、店を代表する一品として長く親しまれてきた様子が伝わります。麺類ではラーメンも人気で、昔ながらの支那そばを思わせる、さっぱりとした味わいが特徴です。濃厚さを前面に出した今どきのラーメンとは少し違い、定食や丼物と同じように日常の食事として楽しみやすい一杯です。店内で手作りするメンチカツや餃子もそろい、洋食、中華、和食という枠にとらわれず「今日は何を食べよう」と選ぶ楽しさにつながっています。
さらに、カレーも1種類だけではなく、にんじんやじゃがいもを使った家庭的なポークカレーと、牛肉と玉ねぎを組み合わせた洋食らしい欧風ビーフカレーが用意されています。同じカレーでも方向の違う味を選べるのが面白いところです。寒い季節には定食の汁物を味噌汁から豚汁へ替えるなど、季節に合わせた心配りも大切にしています。揚げ物のメンチカツ、手包みの餃子、昔ながらのラーメン、甘辛いカツ丼、そして不定期の手作りドーナツまで、ひとつの食堂の中に幅広い味がそろうのが花屋食堂の魅力です。観光地向けに作られた料理だけではなく、半原で暮らす人たちの日々の食事を長く支えてきた雰囲気も含めて味わいたいお店です。
| 住所 | 神奈川県愛甲郡愛川町半原4184-2 |
|---|---|
| 電話 | 046-281-0134 |