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神保町の喫茶文化を半世紀にわたって受け継いできたカフェ・トロワバグは、1976年に開店したコーヒー専門の喫茶店です。神保町駅A5出口から歩いてすぐ、白山通り沿いの富田ビル地下1階に店を構えています。階段を下りて扉を開けると、木を生かした重厚なカウンターや赤い布張りの椅子、棚に並ぶ美しいコーヒーカップなどが目に入り、古書店巡りの途中に腰を落ち着けたくなる静かな空間が広がります。店名の「トロワバグ」は、創業者の姓「三輪」にちなんだものです。「三」をフランス語の「trois」、「輪」を「bague」に置き換えた名前で、お店を象徴する3つの輪にもつながっています。創業者から家族へと店が受け継がれ、現在も神保町らしい喫茶店の時間を守り続けています。トロワバッグ
カフェ・トロワバグを語るうえで欠かせないのが、時間をかけて寝かせた生豆「オールドビーンズ」です。熟成させた豆を使い、布製のフィルターを用いるネルドリップで一杯ずつ丁寧に淹れる方法は、開店当初から受け継がれてきました。看板のトロワブレンドは苦味と酸味のバランスを意識したブレンドで、さらに苦味をしっかり楽しみたい人にはハイブレンドも用意されています。豆だけでなく抽出にも手間を惜しまないところに、この店が長く大切にしてきたコーヒーへの姿勢が表れています。棚にはさまざまなカップが並び、器も含めて一杯のコーヒーをゆっくり楽しめるのも魅力です。トロワバッグ
コーヒーと並ぶ名物がグラタントーストです。厚みのあるトーストとグラタンを組み合わせた、昔ながらの喫茶店らしい温かな軽食で、店の公式ブログでもたびたび注文される人気メニューとして紹介されています。焼き上げたトーストの香ばしさとクリーミーなグラタンを一緒に味わえるため、コーヒーだけでなく食事を兼ねて立ち寄りたいときにもぴったりです。2017年にはテレビで紹介された後、多くの注文が入ったことを店側が伝えており、長く親しまれてきたカフェ・トロワバグを代表する一品のひとつになっています。トロワバッグ
もうひとつ見逃せないのが、深い苦味を楽しめるハイブレンドです。公式案内では酸味を抑え、苦味を際立たせた仕立てとされ、ネルドリップとオールドビーンズという店の個性をよりはっきり感じたい人に向いています。反対にバランスのよいトロワブレンドを選び、軽食と合わせてゆっくり過ごすのもおすすめです。また、コーヒー専門店でありながらワインやビールも扱い、ワイン会も開くなど、飲み物を介して人が集まる場としての楽しみも大切にしています。古書店を巡ったあとに本を片手に休んだり、神保町散策の締めくくりにネルドリップの一杯を味わったりと、この街ならではの時間に自然となじむ喫茶店です。
| 住所 | 東京都千代田区神田神保町1-12-1 富田ビル B1F |
|---|---|
| 電話 | 03-3294-8597 |
トロワバグは昭和51年(1976年)に開店した小さな喫茶店です。 創業から変わることのない喫茶本来の香りとコクをお楽しみ下さい。お好みにあわせてさまざまなワインのセレクトも行います。…
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