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東京・池上で半世紀以上にわたり、プロの料理人にも使われる調理道具を作り続けてきた木製品メーカーです。IKEDAは大田区池上に拠点を構え、看板商品となっているペッパーミルを中心に、ソルトミルやソルトシェーカー、ナフキン立て、楊枝入れ、トレーなど、食卓や厨房で使う道具を手がけています。なかでもペッパーミルは50年以上にわたって料理の現場で使われ、一流ホテルやレストランの厨房にも選ばれてきました。華やかな装飾で目を引くというより、毎日繰り返し使える丈夫さと、胡椒をきれいに挽くための機構を磨き続けてきたメーカーです。
IKEDA ペッパーミルの大きな特徴は、木のボディーの内部に収められた金属製グラインダーです。今回紹介するモデルでは、グラインダーとリング側を合わせた4段階のらせん構造で胡椒を少しずつ細かくする仕組みを採用しています。粒を一気に押しつぶすのではなく、段階を踏んで挽いていくため、軽い力でも回しやすく、細かな粒に仕上げやすいのが魅力です。刃には熱処理を施して切れ味を高めた鉄を使い、表面には調理道具として使いやすいようメッキ処理も施されています。上部のネジを緩めれば粗めに、締めれば細かめに調整できるので、ステーキの仕上げからスープやソースまで、料理に合わせて挽き方を変えられます。
今回のペッパーミルは、底の直径が約51mm、高さ約125mm、重さ約150gという、家庭のキッチンでも扱いやすい大きさです。本体にはケヤキ、刃には鋳鉄を使った日本製で、木肌を生かしたすっきりとした姿も印象的です。手で握ったときに収まりやすく、使い込むにつれて木部の色合いが少しずつ深まっていくため、調理道具としてだけでなく、長く付き合う道具ならではの変化も楽しめます。業務用としてさまざまな高さのモデルが作られており、コンパクトなものから高さ20cmを超えるタイプまで選択肢がそろう点にも、専門メーカーらしさが感じられます。
IKEDAでは、通常のペッパーミルのほか、グラインダーとリングを重ねたFIVE STAR仕様のモデルも展開しています。細かなパウダー状まで挽けるシリーズもあり、料理の仕上がりに合わせて粒度を細かく調節したいプロの厨房でも使いやすい構造です。ケヤキを使った木製ボディーは大きさ違いの種類が豊富で、卓上に置きやすい小型タイプから、レストランで目を引く背の高いタイプまで作られています。見た目は昔ながらの木製ミルですが、その内側には長年培ってきた金属加工とグラインダーの工夫が詰まっています。
使う際は、白胡椒や黒胡椒の粒を入れ、上部を一方向へ回して挽きます。目安となる胡椒粒は2mmから5mmほどで、刃の摩耗を抑えるためにも往復させず同じ方向へ回すのがポイントです。鉄製の刃は水に触れるとさびるおそれがあるため、水洗いは避け、木部は乾いた柔らかな布、刃の周辺はブラシなどで手入れします。高温多湿の場所を避けて保管することも、長く使うための大切なコツです。池上のIKEDAは、身近な胡椒挽きという道具を長年作り続けてきた、ものづくりの街・大田区らしい一軒です。料理好きなら、木の手触りと機械部分の緻密さの両方に注目したくなるペッパーミルです。
| 住所 | 〒146-0082 東京都大田区池上3丁目22−13 IKEDA |
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| TEL | 03-3754-3850 |