米沢駅の西口から歩いてすぐの場所にある、地元の皆さんと観光で訪れる方に愛される米沢牛の専門店です。1981年にオープンしたこのお店は、長きにわたり米沢牛の魅力を伝え続けています。お店の外観に掲げられた赤い看板を目印に、全国から美味しいお肉を求めて多くの方が足を運んでいます。山形県が誇る高級ブランド牛である米沢牛を、気軽に、そして心ゆくまで堪能できる場所として親しまれています。

焼肉みよしの大きな特徴の一つが、独特の「鉄鍋」を使った焼肉スタイルです。中央が盛り上がった鉄鍋で米沢牛を焼き上げると、肉汁と脂が溶け出して鉄鍋のふちに沿って流れます。その流れ落ちた肉汁をたっぷり吸わせながら、一緒に焼くキャベツなどの野菜をいただくのが「みよし流」の食べ方です。特に、この肉汁をまとったキャベツが別格の美味しさだと言われています。また、一人でも気軽に極上の米沢牛を楽しめるように、カウンター席が用意されているのも嬉しい心配りです。出張や一人旅で米沢を訪れた際にも、心置きなく米沢牛を味わうことができるお店として、親しみを持って迎え入れてくれます。

お店の自信作としてぜひ味わっていただきたいのが、米沢牛モツ煮込みです。なんと4時間もかけてじっくり煮込んでいるそうで、驚くほどの柔らかさと深い味わいが特徴です。席についたらまず注文する方も多く、お店の看板メニューの一つとなっています。そして、お肉の美味しさで満たされた後の締めには、みよしカレーが有名です。このカレーは、米沢牛カルビを出汁に使っているそうで、コクがありながらもどこか懐かしい味わいが多くの人に愛されています。ハーフサイズもあるので、焼肉の後のちょっとした締めにぴったりです。

数あるメニューの中でも、特に人気を集めているのが米沢牛カルビです。米沢牛ならではの脂の甘みと赤身の旨味が絶妙なバランスで、みよし流の食べ方でキャベツと一緒に口に運ぶと、ジューシーな味わいが広がります。特別な日や贅沢なひとときに試してみたいのは、米沢牛厚切り上カルビです。最高級の上カルビを厚切りにした一品で、その厚さからは想像できないほどの柔らかさ。お肉の旨味をダイレクトに感じるために、塩でいただくのがおすすめだそうです。また、数量限定で品薄になることもある米沢牛ハラミは、柔らかい食感と濃厚な味が魅力で、これを目当てに来店するお客さまもいるほどの人気メニューです。あっさりとしながらも米沢牛本来の甘みが感じられる米沢牛上ロースも、ぜひレアな焼き加減で味わっていただきたい一品です。さらに、開店当初からの味を守り続ける豚ホルモンは、自家製のにんにくみそ味が食欲をそそります。さまざまなお肉を少しずつ楽しみたい方には、米沢牛のロースやカルビ、ハラミなどがセットになった、二名様でもちょうど良い量のみよしセットが一番人気のセットメニューとして親しまれています。米沢牛の多様な部位をリーズナブルな価格で提供してくれる焼肉みよしは、米沢の旅の思い出を美味しく彩ってくれる場所です。