【ドランク塚地のふらっと立ち食いそば】栃木・足利 復活した名店のそば『おやまのきそば 足利市駅前店』2026/10/26放送

 
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足利市駅「おやまのきそば 足利市駅前店」

栃木県足利市の東武伊勢崎線・足利市駅北口を出てすぐ、ニューミヤコホテル足利本館の1階に店を構えるおやまのきそば 足利市駅前店は、かつてJR小山駅のホームで親しまれた立ち食いそばの味を受け継ぐお店です。2022年9月1日に開店し、昔ながらの駅そばの味と雰囲気を楽しめる場所として親しまれています。運営するのは、栃木県足利市を拠点にさまざまな事業を展開する志賀産業株式会社です。

お店の原点となった小山駅きそばは、JR小山駅のホームで半世紀以上にわたって営業を続けてきた立ち食いそば店です。通勤や通学の途中に立ち寄る人々をはじめ、多くの鉄道利用者に愛されてきました。しかし、2022年1月14日、駅構内での営業を終了することになりました。その味を惜しむ声が広がるなか、長年にわたって店舗を運営していた中沢製麺の協力によって、同じ味を受け継ぐ新たな店舗が誕生しました。おやまのきそば 足利市駅前店は、その公認店のひとつです。単なる店舗の移転ではなく、麺やつゆ、調理のノウハウを引き継ぐことで、小山駅で親しまれた味を足利の地によみがえらせました。

最大の特徴は、粗びきのそばと、サバ節などから取った濃厚なだしを使うつゆです。麺とつゆには中沢製麺の製品を使用し、昔ながらの駅そばの味わいを大切にしています。そばは素朴な風味と独特の食感が特徴で、濃い色をしたつゆとの相性もよく、ひと口すすればだしの豊かな香りが広がります。店内は立ち食いカウンターを中心とした昭和の駅そばを思わせる造りで、食券を購入して注文する気取らないスタイルです。気軽に立ち寄って温かいそばを味わえるところにも、駅そばならではの魅力が感じられます。

代表的なメニューは、かつての小山駅でも親しまれた天ぷらそばです。温かいそばの上にかき揚げをのせた一杯で、天ぷらが濃厚なつゆを吸い込むことで、味わいが少しずつ変化していきます。最初は天ぷらの食感を楽しみ、つゆになじんだところをそばと一緒に味わうのもおすすめです。天ぷらの衣から溶け出した旨みがつゆに加わり、最後まで飽きずに楽しめます。麺はそばだけでなく、うどんも選べるため、好みに合わせて注文できます。

もうひとつの名物が、栃木県の岩下食品とのつながりから生まれた天ぷら・岩下の新生姜そばです。天ぷらに、爽やかな酸味と歯切れのよさが特徴の岩下の新生姜を組み合わせた一杯で、濃いめのつゆに新生姜の風味がよく合います。天ぷらのコクと新生姜のさっぱりとした後味を交互に楽しめるのが特徴です。シンプルに新生姜の風味を味わいたい方には、岩下の新生姜そばもおすすめです。

そばやうどんと一緒に味わいたいのが、まかないご飯です。そばつゆで炊いたご飯に、細かく刻んだ岩下の新生姜を混ぜ込んだもので、だしの旨みと新生姜の爽やかさを楽しめます。このほか、新生姜を使った新生姜おにぎりや、新生姜の漬け液でうずらの卵を漬け込んだピンクのうずらなど、そば以外にも楽しみな品がそろっています。こうした新生姜を使ったメニューは、小山駅きそばから受け継がれた味に、新しい楽しみ方を加えています。

おやまのきそば 足利市駅前店は、東武伊勢崎線の足利市駅北口から徒歩約1分という便利な場所にあるため、電車の乗り換えや足利観光の前後にも立ち寄りやすいお店です。駅前にいながら、かつてのホームで食べたそばを思い起こさせる味わいに出会えることが、何よりの魅力といえます。長年親しまれてきた駅そばの文化を受け継ぎながら、足利の街で新たな歴史を刻む一軒です。

  • 山菜そば 580円
  • 天ぷらと新生姜そば 750円
住所 栃木県足利市南町4254-2
電話 080-8432-4636

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