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原田左官工業所は、1949年に創業した左官工事会社です。本社は文京区千駄木にあり、駒込エリアにも拠点を構え、商業施設や住宅、ホテル、オフィスなど幅広い建築物の左官工事を手がけています。1972年に法人化され、長年培ってきた伝統技術を受け継ぎながら、新しい素材や意匠を積極的に取り入れる会社として歩みを続けています。左官の技術を建物の壁や床だけでなく、家具や什器などにも生かす取り組みを進め、建築のデザイン性を高める存在として多くの設計事務所や工務店から信頼を集めています。
大きな特徴は、「提案型左官」を掲げていることです。職人が設計段階から参加し、素材選びや質感、色合い、模様まで細かく提案できる体制を整えています。社内には試作を行うアトリエがあり、さまざまな材料や工法を組み合わせながら新しい仕上げを研究しています。また、左官素材や施工サンプルを数多く展示したショールーム「SAKAN LIBRARY」を設け、実際の質感や表情を見比べながら仕上げを選べる環境も用意しています。60人を超える職人が在籍し、大規模な商業施設から住宅まで幅広い現場に対応できる点も強みです。
技術の継承にも力を入れており、1989年には女性職人の育成を始め、女性だけの左官チームを立ち上げました。建設業界では早い時期から多様な人材育成に取り組み、独自の研修や映像教材を活用した教育制度を整えています。その取り組みは人材育成や経営面でも高く評価され、東京都や厚生労働省の表彰をはじめ、さまざまな賞を受賞しています。若手職人が技術を磨きながら成長できる環境づくりにも力を注ぎ、左官という仕事の魅力を広く伝える活動も続けています。
施工では、漆喰や珪藻土などの自然素材を使った壁はもちろん、モルタルや磨き仕上げ、洗い出し、版築風仕上げ、コンクリート打ち放し風仕上げなど、多彩な表現を得意としています。オリジナルの漆喰材フルーフレや、土の風合いを生かした風土-FUUDO-、独自の意匠仕上げなども展開しており、住宅から店舗まで空間の雰囲気に合わせた仕上げを提案しています。さらに、モールテックスやオルトレマテリアなど国内外の左官材料も扱い、デザイン性と機能性を両立した空間づくりに取り組んでいます。
左官という伝統技術を現代の建築やインテリアへ柔軟に取り入れながら、新しい表現を生み出し続けていることが、原田左官工業所ならではの魅力です。職人の手仕事によるやわらかな陰影や質感を大切にしながら、建物や店舗の個性を引き立てる仕上げを数多く生み出し、左官の可能性を広げ続けています。
| 住所 | 東京都文京区千駄木4丁目21−1 ハラダビル |
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www.haradasakan.co.jp…
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