【ヒルナンデス】川越で愛される団子屋さん『松山商店』#久本雅美 #河合郁人 川越でアポなしご一緒グルメ旅 2026/8/28放送

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本川越駅「松山商店」

川越の蓮馨寺境内で4代にわたり店を続ける、昔ながらの焼きだんご屋さんです。松山商店の始まりは大正時代。現在の4代目・松山英彰さんの曾祖母が店を始めたといい、100年を超えて川越の人々に親しまれてきた老舗です。観光客でにぎわう蔵造りの町並みからも歩いて立ち寄りやすく、お寺の境内という穏やかな場所で、川越らしい素朴なおやつを味わえます。現在もお客さんの多くは地元の人だそうで、観光名所の一角にありながら、地域の日常に溶け込んだお店でもあります。

松山商店を代表するのが、代々受け継いできた焼だんごです。特徴は、米から店で仕込む昔ながらの製法にあります。契約する米店にだんご作りに合った粘りの少ない米を選んでもらい、生米を研ぐところから店で作業。さらに店内で製粉し、蒸してだんごの生地へと仕上げています。焼くときは、まず何もつけずに火を通し、その後に醤油ダレをまとわせて再び焼き上げます。表面についた香ばしい焼き目と、醤油をしっかり効かせた味が松山商店らしさ。甘いみたらしではなく、米そのものの風味と醤油の塩気を楽しむ、川越で古くから親しまれてきたタイプのだんごです。境内に漂う醤油の焼ける香りも、この店を印象づける風景のひとつになっています。

もうひとつ見逃せないのがいなりずしです。こちらは1949年から作り続けている品で、当時の店主が近所にあった寿司店「松寿司」から作り方を教わったことが始まりでした。その「松寿司」はすでに店を閉じていますが、教わった味は松山商店へ受け継がれています。だんごだけでなく、戦後から続く川越の味まで守っているところに、この店ならではの歴史を感じられます。煮汁を含ませた油揚げとご飯を合わせた、どこか懐かしさを誘う一品です。

さらにのり巻も店で手作りしています。酢飯は甘さを控え、醤油をつけなくても味わえるように酢をしっかり効かせているのが特徴です。香ばしい焼だんごいなりずしのり巻を組み合わせれば、甘味処というより、昔の川越で親しまれてきた軽食の雰囲気まで楽しめます。店内で味わえるほか、軒先には赤い毛氈を敷いたベンチも設けられています。蓮馨寺へのお参りや川越散策の途中、境内でひと休みしながら焼きたてのだんごを頬張るのも、この店ならではの楽しみ方です。

  • 焼だんご 1本 120円
住所 埼玉県川越市連雀町7-1
電話 049-222-2374

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