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東池袋の都電が走る路地裏で、4代にわたって暖簾を守ってきた大衆食堂が伊東食堂です。1931年に天ぷら店として創業し、戦災による焼失などを乗り越えながら、現在は定食や丼、カレーを中心に幅広い料理を楽しめる店として親しまれています。東京メトロ東池袋駅や都電荒川線の東池袋四丁目停留場から歩いて行ける場所にあり、高層ビルが並ぶ池袋の中心部とはひと味違う、昔ながらの街の空気が残る一角です。昼はしっかりご飯を食べたい人が集まる食堂、夜は料理とお酒を囲める呑み処という2つの顔を持っています。
伊東食堂を語るうえで欠かせないのが、思わず目を見張るほど豪快な盛り付けです。もともとは近隣で働く人たちのお腹を満たしてきた食堂で、長い年月のなかでボリュームのあるメニューが店の個性として育ってきました。なかでもカレーは象徴的な存在で、宴会の締めにもデカ盛りカレーが親しまれています。一方で、ただ量が多いだけではなく、肉料理、魚料理、揚げ物、丼など選択肢の広さも特徴です。2022年のテレビ取材では日替わりを含め100を超えるメニューが紹介されており、その日の気分に合わせて昔ながらの食堂料理を選べる楽しさがあります。
定番として知られるのがカツカレーです。じっくり煮込んだ自家製カレーにロースカツを合わせた、食堂らしい力強さを感じさせるひと皿です。カレーの種類も豊富で、豚肩ロースをのせた焼肉カレーや、鶏の唐揚げを組み合わせたとり唐カレーなど、ひと皿でしっかり満足できる組み合わせがそろっています。さらに、甘辛い味付けのカツ丼と辛口のカレーをひとつにしたカツ丼カレーもあり、丼物とカレーの両方を扱ってきた店らしい発想が感じられます。
カレー以外にも、揚げ物や焼き魚など昔ながらの食堂らしい料理がそろい、昼には日替わり定食も用意されています。夜になると雰囲気が変わり、さまざまなおつまみとともに日本酒や焼酎を楽しめます。とくに新潟の地酒や多彩なワンカップ酒を扱っているのも特徴で、昼食だけでなく仕事帰りの一杯にも立ち寄れる店です。公式SNSでは現在も日替わりランチの案内が発信されており、長い歴史を受け継ぎながら日々の食堂として営業を続けていることがうかがえます。東池袋の街歩きで、気取らずお腹いっぱい食べたいときに覚えておきたい伊東食堂です。
| 住所 | 東京都豊島区東池袋5-11-10 塚田ビル 1F |
|---|---|
| 電話 | 03-3982-8601 |
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