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岩国市川西の欽明館は、昔懐かしい麺類の自動販売機が今も動き続ける、欽明路沿いの自販機コーナーです。岩国市も「欽明館名物自動販売機コーナー」として紹介しており、コンビニが今ほど身近ではなかった時代から、ドライブ途中に温かい麺を食べられる場所として親しまれてきました。市の紹介では、子どものころ父親とのドライブで立ち寄った思い出も語られており、単なる珍しい自販機スポットではなく、地域の記憶を残す場所でもあることが伝わってきます。
欽明館を象徴するのが、年季の入った富士電機製の麺類自動販売機です。現在は3台の麺類自販機が並ぶ姿が確認されており、ボタンを押すと内部で麺を温め、短い待ち時間を経て、丼に入った熱々の一杯が取り出し口へ出てきます。 さらに忘れてはいけないのが、自販機の間に掲げられた「仲よくしてネ」の文字です。飾り気のない言葉と昔ながらの自販機が並ぶ光景は欽明館ならではで、昭和のドライブイン文化を今に伝える風景になっています。飲料や菓子、アイスなどの自販機も並び、今も気軽に立ち寄れる昔ながらの休憩所らしさが残っています。
代表的な一杯は肉うどんです。やわらかなうどんと温かなだしに肉を合わせた素朴な構成で、自販機から出てきた直後にその場ですする楽しさまで含めて欽明館らしい味わいです。具材が麺の下に隠れて出てくることがあるのも、このタイプの自販機ならでは。箸で麺を持ち上げながら具を探す時間にも、今の飲食店とは違った楽しみがあります。岩国市の紹介でも肉うどん、天ぷらうどん、ラーメンが自販機のメニューとして確認されています。
もうひとつ味わってみたいのが天ぷらうどんです。麺の下に天ぷらが入ることがあり、温かなつゆを吸った衣とやわらかな麺を一緒に楽しめます。市の紹介でも、実際に取り出した際には天ぷらが麺の下に隠れていた様子が紹介されています。 麺類自販機ではラーメンも扱われ、さらにチャーシュー麺やきつねうどんなど複数のメニューが確認されています。 ただし、レトロ自販機は長く使われている機械だけに、稼働状況や販売メニューが変わる可能性があります。目当ての一杯が必ず販売されているとは限りませんので、その日のラインナップを見ながら選ぶのがおすすめです。便利さを追求した最新の自販機とはひと味違い、機械が動く音やカウントダウンを眺めながら出来上がりを待つ時間まで楽しめる欽明館は、岩国の街道文化と昭和の面影に触れられる貴重な立ち寄りスポットです。
| 住所 | 山口県岩国市川西3-12-45 |
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